大阪の超穴場展望スポット 大阪駅前第3ビル 32階と33階

こんにちは ユウジです。

 

皆さんは、大阪の展望スポットといえば思い浮かぶのはなんですか?
通天閣、あべのハルカス、大阪城

多くの方はこれくらいしか挙げられないと思います。

 

いずれも有名観光スポットで有料ですね。

 

通天閣は、”串カツ”などの大阪下町の味が集まる新世界のど真ん中にそびえる電波塔なので、「大阪来たでぇ〜」って感じが一番大きいかもしれませんね。

あべのハルカスは、大阪・阿倍野(天王寺駅南側)に2014年開業した超高層ビルです。

60階建てで、高さ300mあり、現在日本で最も高い”ビル”です。(※ 日本で最も高い”塔”は、東京都墨田区押上にある高さ634mの東京スカイツリーです。)

そんな日本一高いビルも2027年には二番目になることが確定しています。2027年には東京駅八重洲口北側の常盤橋に高さ390mの日本一高いビルが完成します。

大阪城は、そんなに高くないので展望目当ての方にはオススメしません。あれは歴史に触れることを第一に求めるべき場所です。 大阪城には、お城としては珍しくエレベーターが設置されており、誰でも歴史に触れることができるバリアフリーな施設です。

 

大阪城を除いて(高さが低く、周りが緑地のため、街の様子が見えにくい)上に挙げた展望スポットでは、大阪市中心部の街づくりの特殊性がよく分かります。碁盤の目状に街が形成されていることがよく分かります。御堂筋などの大阪を代表する大動脈もハッキリと見えます。

 

上記の3つの展望スポットは、いつも混雑しています。

近年は、日本各地からの観光客のみならず、中国や韓国などアジア諸国からの訪日観光客が急激に増加しています。今回は、展望をじっくりと楽しみたい方に向けて穴場をお伝えします。

 

 

今回お伝えする穴場はこちらです。

大阪駅前第3ビル展望室 (32階と33階)

 

大阪駅前第3ビルは、1979年に完成した高さ142mのビルです。

今年で40年になります。第3より前の第1,第2よりは若干構造に変化が出てきたかな?(第1,第2は天井が低い)という感じのレトロなビルです。駅前ビルシリーズ最後の第4は、天井の高さが現代と同じくらいで1980年代からの新世代の設計という印象を受けます。バブル前の古さはありますが、レトロという感じはありません。

 

エレベーターで32階、33階まで上がるとこのような場所があります。

大阪駅前第3ビル 展望室

電飾がちょっとレトロですね。こういう優しい灯は良いですね。LED電球には少ない柔らかな光に感じます。

 

32階、33階どちらも高さがちょっとしか変わらないので、ほぼ同じ風景が見れます。

大阪駅前第3ビル 展望室 西側 昼

こちらは西側(西梅田方面)の昼間の風景です。

大阪駅前第3ビル 展望室 東側 昼

こちらは東側の昼間の風景です。右下に見える交差点から写真上に向かって伸びている道路が、国道1号線です。国道1号線は日本橋からここ大阪駅前第3ビル前の梅田新道交差点までの路線です。東京〜大阪を結ぶ日本の最重要路線です。

東京 日本橋

東京日本橋 国道1号線をずっと走れば、ここまで必ず辿り着けるのです。

 

先ほどの写真の梅田新道交差点(右下の交差点)から右下に伸びる路線(写真では見えませんが)は、国道2号線です。国道2号線は福岡県北九州市門司までを結んでいます。その先の国道3号線は、門司から福岡、久留米、熊本、水俣、川内などを経由して鹿児島まで至ります。

その次の4号から東京日本橋に戻り、東北方面に向かいます。

こういう感じで、日本はまず西を優先して開発を進めてきたことが分かります。

 

大阪駅前第3ビル 展望室 西側 夕景

夕方の風景です。(夕方は西側がオススメです。)

大阪駅前第3ビル 展望室 西側 夕景

遠くに大阪湾・瀬戸内海が見えます。うっすらと見える向こうの島は淡路島です。

 

大阪駅前第3ビル 展望室 西側 夕景 大阪湾

iPhone SE のズームではこの画角が限界です。西淀川区・此花区などの湾岸地域、川幅広い淀川にかかるいくつかの橋が見えます。

この展望スポットの最大の魅力は、夕方の西側の遠景だと私は感じます。

 

北新地

北新地の様子です。上から眺めると建物の密度が高いことがよく分かります。 北新地は、東京で例えるなら銀座と歌舞伎町の要素を併せ持つような歓楽街です。

 

大阪駅前第3ビル 展望室 西側 夜景

こちらが西側の夜景です。

大阪駅前第3ビル 展望室 東側 夜景

こちらが東側の夜景です。

 

 

皆さんもぜひ大阪・梅田に訪れた時には、大阪駅前第3ビル32,33階に上ってみてください。

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