【祝 天皇陛下御即位】 即位礼正殿の儀の行われる日に、京都に行ってきた!

こんにちは、ユウジです。

 

今日(令和元年10月22日)は、皇位継承に伴って5月に即位された天皇陛下が、即位を内外に宣言される「即位礼正殿の儀」が行われました。

それに伴い、国民皆が天皇陛下御即位の祝意を示すため、今年限定の国民の祝日となりました。

 

5月1日は「天皇の即位の日

10月22日は「即位礼正殿の儀の行われる日

それぞれ今年限定の国民の祝日と定められました。

 

 

そんな祝日の今日、私は京都へ行きました。

京都といえば、古都です。

今は東京が首都ですが、明治に入るまでの長い歴史のなかで、日本の政治の中心は京都でした。天皇のお住いも京都でした。

 

 

ということで、京都は非常に重要な街です。

私は、いま大阪に住んでいるので、すぐお隣の京都までパッと行ってみることにしました。

 

東京では、皇居宮殿内で「即位礼正殿の儀」をはじめ複数の儀式が取り行われました。

儀式はなかったものの古都の京都でも、それに伴い街全体が祝福ムードになっていました。

 

今回は、そんな「即位礼正殿の儀の行われる日」の京都の様子を紹介します。

 

祝賀ムードの京都の街

阪急京都線に乗り、終点の京都河原町駅で下車しました。

阪急の京都河原町駅がある四条河原町からスタートです。この時点で15時20分です。

四条河原町 高島屋

こちらは、四条河原町の高島屋の様子です。

日の丸の日本国旗が掲げられています。

 

屋上の国旗はすぐに目に入ると思いますが、それ以外にもたくさん掲げられています。

写真では暗くなっていて分かりづらいですが、軒先の屋根の下にも掲げられているのがよく見ると分かると思います。

 

四条河原町 日の丸

拡大すると、こんな感じ。

こういう二つセットの日の丸が、高島屋の前だけではなく、街中に掲げられていました。

 

京都 日の丸

日の丸が、沢山連なって掲げられている光景は壮観です。

人がすごく目立って申し訳ないですが、京都という常に人が行き交う一大観光地ですので、なかなか綺麗に撮れませんでした。じっくり構えていると、一瞬で他の人々の通行の妨げになるので、難易度が高いです。

どうかご容赦を!

 

 

四条河原町から一条上り、三条の河原町御池まで歩きました。

だいたい15分くらいだったと思います。

 

ちなみに、「上る」という表現は意図的に使っています。

京都では北へ向かうことを上ると言い、南に向かうことは下ると言います。東西の場合は、入ると言います。

京都の住所表記は、地名または道路名+(上る, 下る, 入る)という感じです。

碁盤目状に街と道路が形成されているので、法則に慣れると簡単かもしれません。

 

 

三条の河原町御池には、京都市役所があります。

この市役所は、大阪府庁や大阪公会堂のように、戦前に建てられたモダンな建物ですが、今は工事中で全貌が見えません。

慶祝 天皇陛下御即位

慶祝 天皇陛下御即位

〜 新しい令和の時代、すべての人々の幸せと世界の平和を京都から祈ります 〜

 

京都市役所

少し見えた、建物の一部分です。

モダンですね。

 

私は、市役所のすぐ近くに設けられた、天皇陛下御即位慶祝記帳所に行きました。

天皇陛下御即位慶祝記帳所

記帳は、私たち国民が天皇陛下ご即位に祝意を示すという意味合いで行われました。

記帳といってもどういうことを書くのか、よく分からない方もいらっしゃるかもしれませんが、書くことは二つだけです。住所と名前だけです。(住所に関しては、市や区までで構わないと説明がありました。)

 

メッセージとかは一切不要です。

名前を書くということだけでも非常に意味あることですし、住所と名前だけを書くように言われているのに従わないのはよくありません。

 

記帳は、その後に宮内庁に届けられるそうです。

 

このような記帳所の設置は、京都市に限らず様々な自治体で行われたそうです。

 

記帳するのには、凄い行列が出来ていました。

天皇陛下御即位慶祝記帳所 行列

iPhone 11 Pro の広角を生かして上から見下ろすようなアングルで撮影しましたが、如何でしょうか? 結構広角の強みが発揮されているように私は感じています。

非常に長い行列が出来ていることが、分かると思います。

 

この行列には、15時40分に並びました。

なんと、並び始めてから、記帳が終わるまでに1時間24分もかかりました。

基調が終わった頃には17時04分になっていました。

 

それだけ、多くの国民が天皇御即位を「おめでたい」と思っているということが分かります。皇室制度、象徴天皇などについては、様々な考え方があり、快く思わない人もいます。しかし、それは悪いことではありません。考え方が違うということも尊重が必要です。

私の気持ちとしては、天皇陛下御即位を祝福する国民が多いということは喜ばしいことだと感じています。

 

 

もうすっかり暗くなってきてしまいましたので、その後の京都観光は一箇所に絞りました。

それは、京都御苑です。

 

京都御苑の中に、京都御所・小御所・京都仙洞御所・大宮御所があり、明治時代に東京遷都までは江戸時代まで天皇の住まいでした。非常に重要な場所で、現在でも皇室行事等で天皇陛下が訪れるということが度々あります。

 

普段は一般公開している御所ですが、「即位礼正殿の儀」に合わせてテロなどを防がねば!ということで、細心の警戒のうえで今日は締め切られていました。

その御所の周りを散歩するだけになりましたが、それでも厳かな雰囲気を存分に感じました。

京都御苑 中立売御門

こちらが京都御苑の中立売御門です。

ちょっと湿った渋い日本の木の香りが漂っています。

日本らしい香りだなと鼻で感じながら、結構歩きました。

京都御苑はとても広く、運動になります。

 

 

ということで、「即位礼正殿の儀の行われる日」に京都に行ってきました。

結果としては、記帳して、京都御苑をちょっと見ただけで終わりましたが、それだけでも色々と日本人が代々大切に受け継いできたことを感じることが出来たと思っています。

 

令和の世が、良い時代になっていくことを願います。

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