「カードだと浪費してしまう」という人ってなんなの?

こんにちは ユウジです。

 

近頃、世間ではキャッシュレス化についての話題が増えていますね。

クレジットカードで決済すると、「8%から10%への消費増税分の2%をポイント還元しますよ!」というようなことが政府から提言されたりしていますね。

暗号通貨(仮想通貨)も徐々に広まりつつありますね。その中核技術であるブロックチェーンに対して銀行などの既存の金融機関や政府は脅威を感じています。FinTech(Finance(金融)と Technology(技術)の融合)を進めていかなければ将来危機的状況になることをハッキリと認識しています。

世間では、佐藤航陽さんの『お金2.0』がビジネス書でベストセラーに輝くなど、お金に対しての新しい考え方やお金の新しい形が広まりつつありますね。

 

また、2016年秋に Apple Pay が日本に入ってきたことでスマホ決済がかなり進みましたね。 iPhone 7 以降をお使いの方は Apple Pay が入っています(日本で普及のFericaチップ内蔵)ので、 iPhone にクレジットカードや Suica などの情報を入力することで、iPhone をかざすだけで決済が完了できるようになっています。キャッシュレスの最初のレベルであるカードさえ、持ち歩く必要性がなくなったのです。

まあ、まだ対応していないところが多いのでカード本体の必要性はまだまだ高いとは思いますが...

電車に乗ったり(ICカード未導入の地域は、残念ながら未だに現金が必要)、コンビニで買い物をする(大手コンビニは全店舗で対応しています。)程度のことは、もうスマホだけ持てばOKの時代にはなっています。

 

中国では アリペイ や WeChatPay によって、露店や物乞いでもQRコード決済ができるようになっています。現金を持つ必要がなくなり、通貨交換所も急激に数を減らしているそうです。

それの後追いのように、日本ではQRコード決済の導入の検討が進められつつあります。(ものすごくスロー)

 

少し前にこんなテレビCMが放送されていたのを皆さんは覚えていますか?

三井住友カード公式チャンネルの動画ですので、個人の転載動画ではありません。

<CMストーリー>
自宅で仕事をしている男性。
ふと時計を見ると、もうお昼過ぎ。
iPhoneだけ持ってランチを買いに出かけます。
お留守番を頼まれたワンちゃんは、
飼い主を見送った後、テーブルの上のお財布を発見。
忘れ物だ!大変だ!とお財布をくわえ、玄関で大慌て!
一方、男性は、三井住友カードの
Apple Payを使ってパン屋で買い物。
そして、ペットショップで愛犬のおやつまで買って帰宅します。
留守中の出来事を知らない男性は、
床に落ちた財布を見て不思議そう・・・。

三井住友カードのApple Payがある毎日の、
心あたたまる一コマをお楽しみください。

出演:千葉 雄大

「もう財布なんていらないね」という新しいライフスタイルをここまで視聴者に印象付けるCMはなかなかないと思います。最近は放送されていませんが、潜在的にキャッシュレスが多くの人々へ広がったと思います。
そんななかで、日本では中高年層を中心に現金が一番安心だと考えられる方も多く存在します。
そのなかで最も多いのがこれです。
「カードだと使い過ぎてしまうから」
頭大丈夫なのかと思います。
物体が存在することで、その数が簡単に見られるから安心だというのです。
私は逆にカードの方がしっかりと見極めながら消費することができます。
現金だとデータが残らないので無駄に浪費しやすいです。
人間相手の場合、結構誤認識やお釣りの金額ミスがありますよ。それと最大の欠点が落としたときに自分のものと特定不可能なことです。匿名性通貨ですから現金なんて一番リスクありますよ。実際に地下経済へ大量の現金が流れていますし、強盗など犯罪の温床です。
データに結びつかないからこんなことになるのです。こんな古い通貨がこの情報社会でも存在していることがおかしいのです。そう思いませんか?
カードで支払いをすると、その都度メールが届いたり通知が来たりしますよね。
しっかりと自分のその行動を客観視できるのです。履歴も残りますから安心ですよね。
変な物やことに消費なんて出来なくなります。毎回よく考えて支払いをできるということは素晴らしいとおもいますよ。
現金だとこれは無理ですよね。もちろん、レシートや領収書をもらえば履歴が残りますがそんなものは脆いです。紙なんて無くしてしまう可能性がありますし、ポケットに入れたまま洗濯したり、間違えてゴミ箱に捨ててしまったりする可能性もあります。その単体が消えてしまうと履歴はなくなります。
カードでは、カード会社のサーバーやインターネット上に情報がすべて保存されていますので、私たちが持つスマホが故障しようがパソコンが故障しようが関係ないのです。インターネットに接続さえできれば、端末は何であっても情報取得が可能です。
まあ、キャッシュレスを普及させたら個人消費が伸びたというデータは、様々なところから上がっているので多くの人は現金よりも心の開放感が広がることは事実なのでしょう。個人消費が伸びることは経済にとって好条件ではあるので、そのような軽薄な方々には楽しんでもらえばいいでしょう。
それよりも地下経済と犯罪者へのお金の流れを切ることが大事ですので、これからもキャッシュレスは進んでいくでしょうし、私もそれを望んでいます。
浪費が心配な人や、すでに浪費してしまっている人は、カードの明細画面を開いて確認する習慣をつければ良いだけです。設定によっては支払い毎にメールが送られてきたりもするわけです。
指をちょっと動かすだけで見れるのですから、そんなことは誰でも出来る筈です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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