YouTubeと自分

こんにちは ユウジです。

 

今日では、インターネットが完全に人間の生活に一体化しましたね。

インターネットなしの生活を皆さんは考えられますか?

Twitter、Facebook、Instagram、LINE ...etc

ニュースもテレビ・新聞・ラジオよりも、スマホでインターネットから受け取ることの方が多くなっているのではないでしょうか? インターネットではいち早く情報がアップロードされますので、旧来のメディアよりも情報発信力とその多様性が遥かに大きなものになっています。

 

テレビのない生活、新聞のない生活、ラジオのない生活

これは考えられますね。インターネットがすべて持っている能力ですから。

実際にそれで生活している人もいますし、私もその生活に難なく移行できると思います。

 

私がインターネットで最もインパクトがあると感じるコンテンツは、YouTubeですね。昨今、YouTuberがブームになっていますね。

私がはじめてYouTubeに触れたのは2007年

当時は小学3年生

ローマ字をまだ殆ど覚えていませんでした。

今の小学3年生はみんなローマ字くらい覚えているでしょうが、私の頃は今と比べ物にならないくらいインターネットに触れる機会が少ないものでした。家にパソコンが来たのは小学2年の冬でした。

今の小学生は生まれながらにして、特別な家庭でなくてもパソコンやスマホが近くにあるのですから、とても恵まれています。

 

 

Yahooでその時打ったワードは”イコカ”

※ちなみに、この頃のYahooは独自の検索エンジンを使用していました。

それを調べたいと思ったわけではなく、たまたまそのキーが組み合わさっていただけです。当時それは知っているワードでもありませんでした。本当にたまたま

何も考えずに触っていただけ

 

その検索結果上位に表示されたのがこの動画でした。

人生ではじめて観たYouTubeのこの動画は今でも鮮明に記憶しています。

イコカで行こか(JR西日本)

2006年9月3日公開の動画です。アップされて数ヶ月経った頃に観たのだと思います。

とりあえず開いてみた。そんな感じです。

考えることなんてありませんでした。

 

ページ遷移すると(この時代のADSLですから、大体どこに移るにも3秒くらいは掛かっていました。)、音声が急に流れ出して映像が動き出しました。今や当たり前ですが、当時はそんなこと知る由もありませんでした。私にとってそれは、とてつもなく衝撃的なことでした。

母親が見に来て、「それあとでお金かかるんじゃないの?」「無料なの?」と心配してきましたが、私は根拠のない自信で大丈夫と言っていました。「なんでお金かかるの?」と理解不能でした。

絶対お金なんかかからないと信じていました。

しかし、その直感は間違っていませんでした。

 

今はそれがなぜ無料なのか皆さんご存知ですよね。

当時はよく分からないものに子どもが突っ込み、本質はなんなのかということを探ろうともせず母親は心配していました。しかしながら、「そんなの観るな!」「危険だ!」などと根拠なく私を止めることはありませんでした。これも少し不思議ではあるのですが...

 

『イコカで行こか』の動画を観ると、他にも関連動画がたくさん表示されていることに気づきます。関連するものとしてSuicaのCMがありました。そしてそれも開いて視聴しました。

Suicaは皆さんご存知ですよね。JR東日本のICカードです。

これはその当時の私も知っていました。東京に住んでいましたので、その存在は身近でした。

JR西日本のICカードがICOCAであるということは『イコカで行こか』を観て初めて知りました。

 

Suicaの動画を観ると、他にも関連動画が表示されました。そしてその関連動画をまた観てということを繰り返していました。関連動画から色々な動画をサーフィンしていました。

今や当たり前の行動をその時はじめて、それも誰も知る人がいないなかで突き進んだことは、良かったなと今でも思います。その9年後にも私は同じような感じで新しいことに突き進み、大きな実を得ることに成功しています。(これについてはいつか書きますね。)

 

動画を観ることにハマり、”イコカ”と検索すればそういう面白い世界に行けるのかというような感じで、暫くはYahooで”イコカ”と検索して検索結果からYouTubeに入るということをしていました。

『イコカで行こか』からこの関連動画に飛んでこの関連動画に行ってという感じで、経由を覚えたりもしていました。※今は関連動画なんてすぐに入れ替わりますが、当時は動画が少なくてそんなに変わらなかった。

 

そういうことを何度かやっていると、上の方に検索窓があるということに気づき、そこでYahooのように検索すれば見たい動画がいっぱい出てくるということを知ります。

次第に「YouTubeをお気に入りに入れたら良いんだ!」ということに気づき、そんな無駄な過程を踏む必要がないということを自分で探っていくうちに学びました。

こうやって手探りでどんどん見つけていく感覚が、私のパソコンやインターネットを触れていく上での原点となっています。

 

とりあえず動かしてみる。パソコンやスマホなどの情報機器との向き合い方は今も変わりません。

 

 

当時はYouTuberなんて殆どいない状況で、個人が何かを撮影したものが大半でした。自分を撮影しようなんて人は殆どいませんでしたし、私はそういう動画を一切見ませんでした。

ICOCAやSuicaに関連するものは広く捉えると鉄道ですので、鉄道車両を撮影した動画も表示されました。私はそれが鉄道への興味が高まるきっかけになりましたね。

『さよなら115系』『さよなら113系』このような動画が当時では印象的でしたね。鉄道趣味界の方はご存知でしょうけど、この頃のさよならはJR東海地域を指します。115系は高崎でもこないだ引退しましたが、それとは違います。

 

『さよなら115系』ではカントリーロードが、『さよなら113系』ではH2Oの想い出がいっぱいがBGMとして使われ、両動画ともその車両を撮影した写真がBGMに合わせて数十枚流れていくというものでした。その写真に惹きつけられていました。

 

2年くらい経ってそれらの動画は、JASRACから著作権侵害であることが報告されてBGMがなしになりました。当時はまだ緩いムードでした。

従来のエンタメ業界はその頃はまだ認識が甘かったり、YouTubeに対して懐疑的でそんなものが広まらないだろうと高を括っていたと思います。ホリエモンこと堀江貴文さんの、テレビとネットの融合化の提唱はとても鋭い視点だったのだと感心します。ニコニコ動画、YouTube誕生といったことが起こったまさにその時代でしたからね。

 

今は両動画とも削除されたのか見つかりません。

 

時は進み、近頃では鉄道分野でもYouTuberが出てきました。代表的な例はスーツさんです。

全国の鉄道を案内人のように紹介していくという、ニュータイプの動画が次々に公開されていきました。次第にそのキャラクターも人気になり、半ばタレントのようになってきました。

鉄道のみならず、そのキャラクターを活かして様々な思いやコメディーを届けることもスーツさんはされています。

 

バカにする人が多いですが、鉄道好きって割と多動力ある人がいますよ。

その最たる例は、タモリさんですね。

表に出さないだけで著名人にも結構多い気がしますよ。

鉄道に限らずそうですが、何かに対して強い情熱を注げる人っていうのはバカにしてはいけませんよ。

そういう人にあなたは支配されるようになるのかもしれないのですから。

ビルゲイツはこれに似たことも仰っています。

 

まあ、なかには如何しようもないような人も存在しますがね。

 

近頃では私は、鉄道の動画だけではなく様々なジャンルの動画を観ています。

昔は動画で人を観ることが殆どありませんでしたが、今ではそれが普通なことに変わりました。

ニュースの配信をするようなチャンネル(無断転載ではなく独自に発信するメディア)も出てきたり、独自にバラエティ番組の配信をするようなチャンネルも出てきているので、テレビの持っていた能力は全てYouTubeが取っていきました。テレビなくても困りませんね。

YouTuberによっては、自分の思いを発信する人も出てきました。そのような人によって勇気付けられたり、何かに対して挑戦するきっかけを貰えたりすることもあるでしょう。

最近はプロブロガーのイケダハヤトさんまで参入してきました。YouTubeというプラットフォームから世界はこれから大きく変わっていくことでしょう。

 

YouTubeは、何も特別なものではありません。世界中の人々に解放されています。

何か発信したいと思ったり、なにかに対して世界の人と共有したいと思ったら、すぐに動画を公開することができます。これを読んでいるあなたがもしそういうことをしたいのであれば、迷わずにやってみては如何でしょうか?

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

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