こんにちは ユウジです。

 

今このページに入られた方の多くは、「自立とは依存することだ」というタイトルが気になって来られたと思います。如何でしょうか?
因みに、これは私が考え導き出した概念ではなく、ある学者の方が導き出した概念です。

 

あなたにとって自立とは何ですか?

 

訪問された多くの方は、きっとタイトルにある「自立とは依存することだ」という概念に違和感を抱かれていることと思います。

自分の考えと真逆の定義だという方も多くいらっしゃるでしょう。また、そんなの間違いだと憤られながら読まれている方も少なからずいらっしゃると想定しながら、タイピングを進めています。

 

東京大学の安冨歩教授の著書『生きる技法』(2011.12, 青灯社)によると、「自立とは依存することだ」は、龍谷大学の中村尚司教授が2002年に「当事者性の探求と参加型開発――スリランカにみる大学の社会貢献活動」という論文に書かれたそうです。

『生きる技法』は、この中村さんの命題を信じ・共感した安冨歩さんが、人生を歩んでいくなかで見出した「生きる技法」をまとめ世に発信された本です。

 

今回私はこの安富さんの本を読んで考えたことの一部(自立に関してのみ)を、自分自身と重ねながら発信したいと思います。

 

 

安冨歩さんについて補足しておきます。異彩ある方なので是非知っていただきたいです。

安冨歩さんについて

安冨歩さんは、東京大学東洋文化研究所の教授です。

1963年に大阪で生まれ、バブルの坂を登り始めた1980年代半ばに京都大学経済学部を卒業し、メガバンクに勤務されました。しかし、銀行の仕事に嫌気が差し2年で辞めて京都大学大学院経済学研究科に入院し、修士課程を修了されました。

その後、京大人文科学研究所助手、名大情報文化学部、東大大学院総合文化研究科など助教授を歴任され、現在の東大東洋文化研究所教授に至ります。

 

1997年には著書『「満州国」の金融』で日経・経済図書文化賞を受賞され、2012年には著書『原発危機と「東大話法」』で「東大話法」というものを提唱したりと話題になりました。

 

とても華やかな経歴ですね。

 

また、性自認が女性に近いと気づいた2013年以降は女性装をして過ごされています。
”女性装をして生きる東京大学教授”ということに関して特に最近は話題になっています。マツコデラックスさん出演の番組「アウト×デラックス」をはじめテレビ番組にも出演されました。

男らしさ(男性性)という社会的なジェンダーへの縛りを超えて、安冨歩さん自身の自分らしさを追求されて生きているということが大変素晴らしいことだと私は思います。

著者の安富さんの補足についてはこの辺りで締めて、本題に戻ります。

 

 

私は「自立とは依存することだ」という概念に触れて、共感しました。

自分自身、この本を読む前には言語として現れていませんでしたが、全く同じことを感じていました。私自身がそう感じるようになったのはこの一年くらいですね。

それまでは、真逆のことを考えていました。

 

「自立とは誰にも頼らないことだ」と思っていました。

 

現在、お読みくださっている方の多くは、「それで合っているのでは?」と感じられていると思います。昔の私が正しく、今の私は間違っていると捉える方もいることでしょう。

また、この一年で私が変な思想に入ってしまい、何らかの洗脳に掛けられているなどと想像される方もいらっしゃるでしょう。

 

 

私は、「自立とは誰にも頼らないことだ」の方が危険であると思います。

多くの人がこれを突き詰めていくと、暗い世の中になっていくこと間違いありません。

「誰にも頼らず生きていこう!とにかく一人で武器を手に入れて武装していこう」と皆がすると世の中は穏やかではなくなります。人類は崩壊するでしょう。

 

人は自分が知らない誰かも含めて多くの人に助けられて生きています。

 

自立の前提が「自立とは誰にも頼らないことだ」であると、自分には能力が全然ないという自己嫌悪に陥ったまま何も行動できなくなり、ただ不安を抱えて孤独を苦しむだけの人生になってしまうでしょう。どんなにIQ高く優秀な頭脳を持っている人でも自分一人の力なんて大したことありません。全ての人間が自己嫌悪と孤独で動けなくなり、いつか人類は大きな過ちを犯して崩壊させてしまうことでしょう。

 

もっと、他人を頼って良いのです。むしろ頼らなければならないのです。

人はそれぞれ得意なこと、不得意なことがあります。

何かするのにかかるコスト(心理的、体力的、金銭的…etc)が高いものは、それが低い人(それが強みの人)にダイレクトに勝とうとするのは無理があるのです。別のアプローチで比較対象の人にはない、自分自身の強みを見つけてそれを磨くべきなのです。

 

能力ないのに嫌なことをやる必要はなく、それが嫌だと思わずに出来る人にやらせておいて自分は嫌だと思わない別のことをやれば良い

私はこういう方向で良い気がします。

 

 

「自分にはできないことを彼(女)はできる! お互いに足りない部分を埋めていっしょに何かを作ろう! →解決しようでも良い! 」

みなさん、こういうの最高じゃないですか?

仲間が増えるほど、自分自身の軸も強まりより自立することでしょう。

 

逆に自分から絶っていくと、より何かに対して集中的に依存するようになり、それは本当の依存に近づいていくことでしょう。依存以上に従属と言っても良いくらいに変化していきます。

 

 

仲間を形成し依存を増やし、自分自身の出来ることと出来ないこと(コストのかかることかからないこと)に素直に向き合い、何でも自己解決をしようとせず、助けてもらうというコミュニケーションが図れることで一人の人間として強くなれます。

こういう力を持つと本当に最強です。というか生物は基本的にこれでやっていっているのです。依存を増やすことは自然の摂理と合致するのです。

 

 

最近は何でも自己責任という言葉を使いたがる人が多いですが、これにも色々と問題があると思います。「本当にそうか?」と疑ってみると、おかしなことが割とあったりするのです。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。このブログをこれからも読みたいと思われた方は、ブックマークやお気に入り、RSSなどに登録をお願いします。

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