
こんにちは、ユウジです。
昨日(2019年12月6日)、神戸ルミナリエに行ってきました。
神戸ルミナリエは、阪神淡路大震災(1.17)があった1995年の12月に、犠牲者への鎮魂の意を込めると共に、都市の復興・再生への夢と希望を託して開催されたことから始まりました。
そして、それは毎年12月に期間限定で開催されてきました。
今年は、25回目ということで、四半世紀に渡って毎年継続して12月に開催されてきたということに特別な感情を抱く人もいることでしょう。
また、神戸の冬の風物詩としてすっかりと定着したように感じる人も多くいることでしょう。
私は、阪神淡路大震災の年にはこの世に生まれておらず、また、神戸に住むということもこれまでにありませんでしたので、神戸ルミナリエに深く馴染みがあるというわけではありませんが、震災から見事に復興した大都市神戸にふさわしい華やかなイルミネーションが毎年開催されることは意義あることだと思います。
それでは、写真とともに今年の神戸ルミナリエの様子を紹介していきます。
目次
神戸ルミナリエ2019のレポート
神戸ルミナリエ会場までの道中
神戸ルミナリエは、18:00頃から始まりました。
その前に私は、会場から程近い中華街の「南京町」に訪れました。
神戸ルミナリエに行く前の腹ごしらえとして、南京町では、元祖豚饅頭とフカヒレラーメンを食べました。このことについてはこちらの記事(神戸南京町 元祖豚饅頭とフカヒレラーメンを食べてみた!)をご覧ください。
南京町を会場最寄りの長安門から出て、会場へ向かいます。(※ 17:37)
※画像ファイルに記載のEXIFデータの時刻です。以下すべてEXIFデータを元にしています。
こちらは、長安門から少し北の大丸前の交差点「元町通1丁目交差点」です。(17:39)
以下の図の通り、バリケードが設置され、大規模な交通規制が行われています。
JR・阪神の元町駅前に始まり、神戸ルミナリエへ向かうコースを定めて歩行者天国化され、そのコースの通りに歩いて向かうということになっています。
17:40頃は、大丸前からスタートできる混雑具合でした。混雑が激しくなるほどスタートできる地点がJR・阪神の元町駅側になっていきます。
最初は、こんな感じで空いていました。(17:40)
しかし、会場に近づくにつれて混雑度が高まっていきます。
こちらは、神戸信用金庫前です。(17:49)
一度に全員が移動すると危険ということで、距離ごとに一旦ストップさせるという規制がかけられています。また、ルミナリエに行く人以外が横断できるように、警察と警備員が協力して手動でプラカードを掲げ赤信号的なこともしています。
ここで完全にストップしました。スタートした時と比較してかなり混雑していることがお分かりいただけると思います。18:00の開始から数分経つまで、この状態が続きました。
大丸東側の様子です。イルミネーションに人々は見惚れていました。(18:13)
18:00が過ぎているので、先頭はすでに神戸ルミナリエ会場に入っています。
BEAMS前にて(18:14)
「止まれ」というプラカードで、一定の距離ごとに群衆を区切っています。
ここを曲がると...
神戸ルミナリエのイルミネーションが見えました。(18:17)
人々は目に入ると同時にシャッターを切っていました。
神戸ルミナリエ会場(仲町通り)の様子
接近後に撮った入口前の私のベストショットはこちらです。
警備員が「立ち止まらずにお進みください」とアナウンスするものの混雑と止まって撮る多くの人の影響によって、止まらざるを得ない状況でした。
前が詰まっている時に撮影しました。(18:25)

中に入るとこんな感じ
進んでいくと、イルミネーションが変化します。
第二弾的な? サイドに電飾がないので第一弾に比べると... (18:30)
ラスト!第三弾的な?(18:34)
これは、サイドだけのタイプです。「う〜ん、やっぱり最初のが一番好きかなぁ」
仲町通りのストリートイルミネーションは、これで終了。
続いて、東遊園地に入ります。
神戸ルミナリエ会場(東遊園地)の様子
東遊園地到着(18:36)
東遊園地に入ると、このようなドーム型のイルミネーションが設置されています。
幾何学模様の集合が美しいですね。
東遊園地には、多くのお店が出店しています。
ルミナリエ会場に向かう前に、私が南京町で食べてきた豚饅頭の「老祥記」も出店しています。老祥記の豚饅頭に関しては、こちらの記事(神戸南京町 元祖豚饅頭とフカヒレラーメンを食べてみた!)をご覧ください。
東遊園地の「こうべ花時計」とイルミネーションです。
阪神淡路大震災を風化させないよう、また、人々の防災意識を高めようということで、このようなブースもありました。
今年のルミナリエの募金は、キャッシュレス対応!
犠牲者への鎮魂の意を込めると共に、都市の復興・再生への夢と希望を託して開催されている神戸ルミナリエは、募金によって運営されています。
募金箱には、PayPayのQRコードが貼ってあり、現金の他にPayPayと支付宝(Alipay)での募金も可能です。私はまず現金100円を募金し、その後にPayPayの余った残高全てを募金しました。
このQRコードをスマートフォンで読み取り...
PayPayの残高が残り僅かなので、全額の4円を寄付することにしました。
会場では、「なるべく100円からお願いします。」という感じのニュアンスの掲示が結構あったので、「100円を超えないと無理かな?」と思いましたが、このように少額からでも募金ができました。
今回は、現金と合わせて、総額で104円募金しました。
QRコードですので、画像を読み取ることでこのページからも募金が可能です。
遠くて神戸ルミナリエには行けないという方や、都合が合わないという方も現地に行かずにインターネットを通じて募金ができるということは、こうやってシェアしてみて画期的だと感じています。
パソコンでこのページをご覧の方は、QRコードの画像をお手持ちのスマートフォンで読み取ると募金が可能です。スマートフォンでご覧の場合は、別の端末で表示したり印刷するなどをして読み取るとQRコードを読み取って募金できます。
PayPayのQRコードは、支付宝(Alipay)でも共通で使うことができます。
Twitterの創業者ジャック・ドーシーがCEOを務めるSquareというモバイル決済サービスで、クレジットカードでの募金も利用可能です。
神戸観光局が、KOBEキャッシュレス・チャレンジという取り組みを行っていて、その一環のようです。神戸では、行政と企業が一丸となって神戸でのキャッシュレス普及を推進しています。
上からも見てみました(神戸市役所1号館24階)
東遊園地の北隣には、神戸市役所1号館があります。
神戸市役所1号館の24階にある展望ロビーからも神戸ルミナリエを見てみました。
このように、ここでも行列ができています。
しかし、エレベーターが非常に高速ですので、待ち時間は少なくスムーズに流れていきます。
ルミナリエの電飾輝く東遊園地を上から見るとこんな感じです。
アップで撮るとこんな感じ
iPhone 11 Pro で撮影しました。
今は、スマートフォンでも十分に綺麗な写真が撮れるということで、私以外の多くの人々もスマートフォンで撮影していました。
しかし、旧世代のiPhone(iPhone7など)だと、このような明暗差が激しいシチュエーションでは撮影が難しいようです。苦戦されている方を多くみました。
電飾の方の色をハッキリ出すために電飾の方を優先すると、電飾以外が黒く潰れてしまい、逆に電飾以外も明るく撮ろうとすると、電飾が白っぽくなってしまい色の深みが失われてしまいます。
電飾もその周りも目で見るようにバランスよい明るさで撮影できたことに、iPhone 11 Pro の画像処理の性能アップを改めて感じました。
神戸ルミナリエにも iPhone 11 Pro は、画像処理能力を存分に発揮してくれました。
こんなにスマートフォンのカメラ性能が万能になるとは、数年前まで思いもしませんでした。
iPhone 11 Pro は、凄いですよ!!
搭載されている高性能なコンピュータによる画像処理に頼ることで、誰でも簡単に美しい写真が撮影できます。
東遊園地より遠くには...
奥に見える島がポートアイランドです。その先に、神戸空港があります。
こちらが、先ほど歩いた仲町通りのイルミネーションです。
ビルによって隠れているため、ここからは第三弾しか見ることができません。
撮影時刻は19:15です。私が歩いていた時はピークでしたが、この時間には大分空いていることが見て取れます。ピーク時間帯より落ち着いて楽しめそうですね。
展望ロビー西側です。
メリケンパークやハーバーランドなど湾岸地域が見えます。
神戸ポートタワーは、写真中央のホテルオークラ神戸(1989年開業)に完全に隠れてしまっています。
展望ロビー山側(北側)です。
三宮周辺が一望できます。六甲山系の山々には、イカリのマーク、神戸市のマーク、KOBEという文字の光が灯されています。
まとめ
阪神淡路大震災の年の年末に、神戸の人々を勇気付けよう、復興へ向けて頑張ろうという気持ちで始められた神戸ルミナリエ。毎年、様々な思いを込めて開催されてきました。
今年は25回目の開催ということで、ちょうど四半世紀になります。
元号が令和に変わり、新たな時代への幕開けとともに神戸もさらに魅力ある街へしていこうという気概を感じることができました。
キャッシュレスに対応した募金も、時代に合わせて官民一体となってより良い地域社会を目指す取り組みとして、非常に先進的だと感じました。
これからの神戸が、ルミナリエの電飾のように彩り豊かで多様性ある強い街になることを期待して筆を置きます。お読みくださり、ありがとうございました。
開催日時/ アクセス
<開催日時>
2019年12月6日(金)〜2019年12月15日(日)
・点灯時間
月曜〜木曜日 | 18:00頃〜21:30 |
金曜日 | 18:00頃〜22:00 |
土曜日 | 17:00頃〜22:00 |
日曜日 | 17:00頃〜21:30 |
・公式サイト
<Googleマップ>