越前がに漁解禁! 福井の交通事情を考える

こんにちは ユウジです。

 

11月6日の今日、越前ガニ漁が解禁されたそうです。来春2019年3月20日まで新鮮な越前ガニを食べることができるそうです。皆さんは、越前ガニを食べられたことがありますか?

私は記憶のなかではありません。カニ自体あまり食べることがなかったため、縁遠い食べ物です。

10年以上前に父親が、NEXCO中日本のキャンペーンに応募してカニを当てたとき以来、食べていません。家にカニが届き、カニ鍋にして食べました。残念ながらその頃の味や感想など今や忘れていますので、エピソードは書けません。

 

カニカマやカニクリームコロッケなどは食べることがあるのですが、カニそのものを食べるという経験はほとんどありません。どこか旅に出るときも太平洋側ばかりで、北陸や山陰方面はあまり行くことがありませんでした。9月に金沢に2回行きましたが、それ以前となると10年近く日本海側に行っていない気がします。それまで自分の知り合いに日本海側の人が殆どいなかったことや、国際的なリスクが少なからずあることなどが要因になっていると思います。

北陸新幹線が金沢まで開業したり、出雲大社ブームが巻き起こったことによって、最近は日本海側への観光客も増加しているようですので、少し印象は明るくなってきたかなと感じるものです。

 

北陸新幹線による地域経済への影響は大きく、9月に訪れたとき金沢では市内中心部の至る所でホテルの建設工事が行われていました。北陸新幹線は当初の予想を上回る利用客で、石川県の負担額も当初よりも少なくなったなどと以前報道されていました。恐らく数年間のバブルだと思いますが良かったのではないでしょうか。

 

越前がにの福井ですが、ここはちょっと可哀想な感じですね。現時点であまり大きなイベントがないのが残念ですね。国民体育大会といっても一時的でしたし、あまり注目されるイベントではありませんでしたからね。

 

東京から福井に行くにしても北陸新幹線が金沢までなので、特急サンダーバードか特急しらさぎに乗り換える必要があり面倒になります。乗り換えるくらいなら金沢にしようと思ってしまうと思います。ビジネスにおいてもこの傾向があるのではないかと思います。人間は面倒なことが嫌いな生き物ですから。

飛行機で行こうと思っても、福井空港は定期運行が行われておらず、石川県の小松空港までいってそこからバスや鉄道に乗り換えが必要になります。このような交通事情で石川県は通過料せしめることも出来ています。北陸版の名古屋みたいな感じです。

バスも金沢に比べると便数が減りますし、厳しい状況ですね。

大阪・京都・名古屋からなら、昔から変わりない交通となっています。

 

余程のグルメ好きじゃないとカニ食べに福井という選択は、し辛い気がします。2022年にようやく福井県の敦賀まで到達しますので、そこまであと4年の辛抱といったところでしょうか。その4年間で現在終着の金沢がだいぶ大きくなると思うので、福井県は魅力に磨きをかけていかなければならないのではないかと私は考えます。ブランドではなく核心部分をどれだけ磨けるかにかかってくると思います。ブランドでは勝ち目がありません。

 

4年後に福井がイマイチぱっとしない状況なら、新幹線効果は小さなものになるでしょう。終着駅効果なんて幻想に過ぎません。北海道の新函館北斗なんてまさにその例だと思います。札幌まで伸びないと全然ダメです。

 

偉そうに語ってきましたが、本当に福井はこの状況を真摯に捉え、観光産業は地道にブラッシュアップすることが大切だと思います。終着駅が来るからといって、ただ待っているだけじゃ駄目だと思います。しっかりとあと4年間で準備ができるかどうかで、結果は変わるでしょう。

4年後楽しみにしています。

 

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