こんにちは 山田裕司です。

 

今日は、大阪府大東市の野崎観音(慈眼寺 じげんじ)へ行ってきました。

知らない方もおられるかもしれませんが、日本の三詣りのひとつであります。

京都府の祇園にある八坂神社の「おけらまいり」

香川県の金比羅宮の「こんぴらまいり」

そして大阪府の「野崎まいり」です。

 

落語や歌謡曲に「のざきまいり」がありますが、その場所です。

そういうのを好んでよく聞くという方はあまり多くないかなとは思いますが(私もそんなに聞きません)、そういう文化作品が生まれるほど深く面白いところであることは事実です。

野崎詣りは、江戸時代の元禄の頃から始まったそうです。その時代は学研都市線(片町線)なんて当然走っておらず、大阪市内の天満橋周辺から屋形船が運航され大川(当時は淀川)・寝屋川を登っていって野崎まで行ったそうです。

大変ですね。でもそれだけ大変な思いをしてでも行かねばという価値が当時あったのでしょう。

今なら学研都市線で京橋から20分もあれば野崎に着きますので、大阪市内からも気軽に行くことができます。天満橋からならプラス10分くらいでしょう。1時間もかかりません。

 

今でもその文化は継承されていて、毎年5月上旬には野崎詣りで賑わいます。

参道には屋台などがギッシリと立ち並び、大勢の参拝客で賑わいます。

にぎわう野崎参道

昨年5月の様子です。

にぎわう野崎観音

 

今日はそういう一大行事から離れて平凡な日ですので、落ち着いて散策することができました。

 

駅から野崎観音まで

学研都市線野崎駅から野崎観音までの道のりをご紹介します。

野崎駅仮設駅舎

野崎駅仮設駅舎と旧駅舎

野崎駅は建て替え工事(橋上駅舎化(線路を跨ぐ形で上に駅舎を移すこと))を行なっていて、現在その関係上、仮設の駅舎になっています。プレハブの奥に見える駅舎が昔の駅舎です。

写真見て分かる通り、駅を出てすぐに線路と並行する川があり、小さな橋が架かっています。

 

橋を渡るとすぐに参道が見えてきます。参道をそのまま歩くと野崎観音へたどり着きます。

野崎参道

商店街になっていますが、5月上旬以外はこのように閑散とした様子です。

野崎の商店街

高齢者層を対象とした庶民的な服屋や雑貨屋が並びます。スーパーも近くにありますが、この地域は物価が安い印象を持ちました。また、このような店もそうですが、街を歩いていても高齢化が進んでいることが感じられます。

韓国料理屋

韓国料理屋が一軒あります。珍しいですね。

野崎観音入り口

見えてきましたね。

 

 

野崎観音階段

野崎観音階段から

階段を上ると野崎観音(慈眼寺)が見えてきます。割と段数が多いです。

 

 

慈眼寺お堂

到着しました。

少し脇に行くと見晴らしの良い休憩所があります。

見晴らしの良い休憩所

大阪平野が一望できます。やっぱり大阪は大都市ですね。奥の方にビル群が見え、そこからこの山までギッシリと建物が詰まっています。

この辺りは大昔、湿地帯でした。ここから数kmは水が干かず、人がなかなか住めない場所でした。江戸時代の鴻池家による新田開発などにより、これだけ山の近くまで使える土地にしました。戦後、田んぼから住宅・工場へと多くが転換し、今では大阪中心部からのベッドタウンとしての性質が強まっています。

野崎の2つ隣の駅、鴻池新田駅前には米の会所跡が文化財として今も残され、街の形成の歴史を今に伝える役割を果たしています。

 

野崎観音

拝んでおきます。雨ざらしのこの観音像以外に屋根の下で保存されている観音像もあります。

 

如何でしたでしょうか?

野崎観音に皆様も一度は訪れてみては如何でしょうか。金比羅は遠いですけど、ここは大阪都市部からも近いですので気軽にパッと訪れられますよ。

おまけ

大東市のマンホール

大東市内の水道のマンホールはこのように昔の野崎詣りを描いた絵になっています。

地車

地車といえば岸和田が大きなイメージですが、大東市でもやっているようです。

もうすぐお祭りがあるようなので、興味ある方はいってみては

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