
こんにちは、ユウジです。
福岡といえば、食文化に富んだ印象を強く抱きますね。
ラーメン、うどん、水炊き、明太子、もつ鍋 ...
たくさんの食の名物・グルメが思い浮かびますね。
福岡のラーメンといえば、「豚骨ラーメン」ですね。
豚骨ラーメンのなかにも、「博多ラーメン」と「長浜ラーメン」があります。それぞれ食べ比べしてみるのも楽しいかもしれませんね。
今回は、そんな福岡のソウルフード「豚骨ラーメン(博多ラーメン)」を中洲で食べてきました!
ラーメン店は、あの福岡発祥のラーメンチェーン「一蘭」の本社総本店です!!
それでは、紹介します!
目次
一蘭本社総本店は、こんなところ!
実際に一蘭本社総本店に行ってみて、見たものを紹介していきます。
一蘭本社総本店の外観
一蘭本社総本店は、中洲エリアの那珂川(なかがわ)脇の西大橋交差点近くの明治通り沿いにあります。本社ビルには提灯が各階に付けられています。
この本社ビルの1階、2階が店舗になっています。
1階にある看板です。複数の言語で一蘭のラーメンの特長を伝えています。
日本語表記を見てみると、
「一蘭はメニューを多様化せず、とんこつラーメン一本に絞り込んでいます。それは、一杯の味をより深く極め、本物のとんこつラーメンを追求できるからです。」という風に書かれています。
看板の解説の通り、一蘭は他の多くのラーメン店とは異なり、「〇ラーメン、△ラーメン、□ラーメン...」という感じのメニューはありません。
メニューは一つだけ! ラーメンのみです。
この潔さが心地よいですね。一つに集中して、味をとことん極めようというスタイルです。
1階は屋台風になっていて、一蘭屋台での掟が博多弁で書かれています。
「ここは中洲の社交場ばい、むすっとせんで笑わんね!」
おお、社交場ですか!? これは賑やかですなぁ。
やはり、中洲産業大学の学生街は違いますなぁ〜。笑
あっ、あのタモリさんが40年ほど前にネタとして作った架空の大学ですからね。
Googleで検索すると、関連する検索キーワードにこういうのも出てきます。笑
”中洲 産業 大学 屋台 ラーメン 学部 とんこつ 学科 焼酎 コース”
あとの掟は、各自お読みになって楽しんでくださいね。
まあ、要するに「1階を利用するなら、いろんな人と喋って楽しんでね!」ということです。1階の一蘭屋台はそういう楽しみも欲しい人向けです。
それでは、なかに入っていきます。
一蘭本社総本店に入店
賑やかな1階の一蘭屋台も良いですが、今回は2階の「味集中カウンター」を選択しました。
明治通りに面した1階の入り口に入ってみると、店員さんが一名いらっしゃいました。
店員さんに「屋台を利用されますか? それとも味集中を利用されますか?」と聞かれ、「味集中です。」と答えました。
その後、店員さんは「こちらです。」と階段を登った2階にあることを私に示し、インカムで「2階へお客様1名ご来店です。」と2階に伝えました。
従業員同士の連携プレーで、ホスピタリティ向上と業務効率化がなされています。
2階に上がると、券売機が2台設置されています。
券売機にはボタンがいくつも並んでいますが、商品は「ラーメン」一つだけです。
他は、「ラーメン」に載せるトッピングや、ごはん、デザートなどです。
もちろんラーメンは、豚骨ラーメンです。味噌ラーメンなどはありません!
これだけに絞って、あとはトッピング、味付け、麺の硬さなどで、それぞれの客の好みに合わせていくというスタイルです。
一蘭の豚骨ラーメンは、税込980円(10%消費増税後)です。
高級なラーメンです。
「こちらへどうぞ! お好きな席にお座りください。」と店員さんに案内され、扉を開けると...
1席毎に仕切りが設置され、一人で集中してラーメンを食べられる設計になっています。
これが、「味集中カウンター」です。
この「味集中カウンター」は、一蘭の特許となっています。
”周りを気にせず、ただ目の前のラーメンに向き合ってもらいたい”という、一蘭の味への自信の現れと言えます。
15時台ということもあり、席は空いていました。
こういう構造になっています。
座ると、すぐに店員さんがやって来て、オーダー用紙を渡されました。
オーダー用紙に、それぞれの項目に好みを指定していきます。
赤のボールペンは、テーブルに備え付けられています。
オーダー用紙を書き終えたら、テーブルの奥の方にあるボタンを押します。
すると、チャルメラが流れるとともに、店員さんが現れます。
しかし、店員さんの身体は腰あたりまでしか見えず、顔は見えません。独特です!
オーダー用紙と食券を渡して、注文終了!
あとは、待つのみです。
サイレントカードというものもあり、声を出すことが困難な人にも対応できるようになっています。
その場で水が給水できるようになっています。
しばらくすると...
チャルメラが流れて、ラーメンが到着。
店員さんは、ラーメンをテーブルに置くと、すだれを下ろして去っていきました。
前方の厨房や店員さんの情報が遮断され、心理的に目の前のラーメンに集中せざるを得なくなります。ラーメンのビジュアルと味に絞り、それ以外の余計なものは全て捨てるというミニマリズム的発想が素晴らしいと思います。
ラーメンの味は?
おいしそう!! いただきます。
如何ですか? この色合いと豚骨スープの旨味!
ラーメン中央に浮かぶ赤いたれは、「秘伝のたれ」です。
唐辛子を基本に三十数種類の材料を調合し、何昼夜も寝かせ熟成させているそうです。(一蘭の公式解説)
天然とんこつスープは、余分なクセを取り除かれています。
香りや旨味、とろみが凝縮されていて、それぞれが見事に調和しています。
また、とんこつスープにはコラーゲンが豊富で、お肌にも嬉しいラーメンです。
油(脂)は天然由来で、悪玉コレステロールを増加させると言われるトランス脂肪酸が一切入っていないそうです。トランス脂肪酸0の天然とんこつラーメンは世界初だそうです。(公式情報)
安心して食べられますね。
一蘭のラーメンを総本店で食べた感想
とんこつスープの旨味に、秘伝のタレがピリッと乗っかり、一蘭のラーメンのクオリティは非常に高いと感じました。一つのラーメンについて、これだけ色々と考えるということも「味集中カウンター」という独自の構造があるから、出来たことです。
一蘭本社総本店では、1階が屋台風になっていて、2階の「味集中カウンター」とは真逆の人々の賑わいある雰囲気です。博多弁などが飛び交う中洲の雰囲気を味わうのも楽しかったと思います。でも、「味集中カウンター」を選択したことに後悔はしていません。あの雰囲気も1階とは違う方向で、負けず劣らず楽しい空間です。
一蘭本社総本店には、ラーメンなど店内で食べるものの他に、一蘭がプロデュースしたインスタント麺などのお土産も販売されています。
福岡土産としてもオススメです。
福岡の中洲へ訪れた際には、一蘭本社総本店にぜひ訪れてみて下さい。
年中無休で、1階の一蘭屋台は24時間営業、2階の「味集中カウンター」は朝9時から翌早朝の5時まで営業しています。いつでも行った時には、開いていると思って大丈夫です。
アクセス
<公式サイト>
公式サイトも、私たちを楽しませる凝った作りになっています。
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