
こんにちは、ユウジです。
大阪のソウルフードといえば?
この三つは、ほとんどの人が知っていますよね。
では、「いか焼き」はご存知ですか?
多くの人は名前を知っていて、その形も思い浮かぶと思います。
「へぇ〜、あれ大阪名物なんだ〜」
いま、こう思われたかもしれません。
しかし、それは正しくない可能性が高いです。
大阪の「いか焼き」は、他の多くの地域の物とは一風変わっています。
本記事では、そんな大阪独特の「いか焼き」についてご紹介していきます。
大阪の「いか焼き」とは?(阪神名物)
大阪の「いか焼き」は、他の地域の多くの人が想像する物とは異なります。
大阪や京阪神以外の地域にお住いの方は、こういう物を思い浮かべた方が多いと思います。
お祭りや初詣などのイベントの時の神社の参道や、花火大会の会場などに出店される屋台でこういう「いか焼き」を見ることは多いですね。
これは違います。
ちなみに、大阪ではこれを「いかの姿焼き」と呼びます。
大阪でもこのタイプは、少数ながらたまに見ることがあります。
では、どんな物なのかというと
こちらです。
これが大阪で主流の「いか焼き」です。
全然違いますね...。
イカを丸ごと焼くのではなく、小麦粉の生地にイカの小切りがいくつも入っているというのが、大阪の「いか焼き」です。
タコを丸ごと焼かない「たこ焼き」と同様に”粉もん”です。
オムレツのように二つに折り込んで完成です。
折り込む前にソースを掛けます。
味は、淡白です。
お餅のような味です。たこ焼き・お好み焼きの生地とは違うタイプです。
食感は餅ほどの弾力はありませんが、結構モチモチの生地です。
餅にイカの小切りを混ぜて焼いたような感じです。
モチモチの生地と小切りでプツプツと食べる感じです。
生地の味が淡白なので、タコの味わいが引き立っているように感じます。ソースが良いアクセントです。
イカをガブっとかぶり付く、多くの地域で主流の「いか焼き」とは違った味わいです。
人気は阪神名物「いか焼き」 行列ができる!
大阪の粉もんタイプの「いか焼き」がどこで食べられるのかというと、大阪梅田です。
JRの大阪駅、阪急・阪神の大阪梅田駅、御堂筋線の梅田駅、四つ橋線の西梅田駅、谷町線の東梅田駅から程近い(いっぱい書かないといけないので、個人的には駅名を統一して欲しい...。)、阪神百貨店梅田本店地下1階にある立ち食いスタイルのフードコート「スナックパーク」で食べられます。
こちらが、阪神名物「いか焼き」のお店です。
常に行列ができる人気店です。
撮影時は比較的空いていましたが、昼間や夕方などの混雑するときには30mくらいの行列ができることがあります。甲子園で野球の試合がある時には、特に混雑します。
阪神百貨店梅田本店地下の「スナックパーク」で長年愛される味です。
1957年の2代目阪神百貨店と同時に開業していて、それ以来ずっと阪神百貨店と共に歩んできたそうです。大阪やその周辺の地域のお年寄りから子どもまで世代問わず愛されているのです。
お仕事帰りの会社員などの需要も満たしています。
デラバンを食べたい場合は、平日午前中に訪れましょう。
デラバン、和風デラ、ネギいか焼き
税込165円〜220円です。
最もシンプルな「いか焼き」は税込154円です。
スナックパーク内で食べる人の他、持ち帰りで多めに買う人も多く見られます。
店頭に掲示されている税込価格は、全てスナックパーク内で食べる際の消費税率10%の価格です。持ち帰りは8%になるので、掲示価格より少し下がります。
決済は、現金、各種クレジットカード、各種交通系IC、各種QR/バーコード決済、Sポイントカードに対応しています。こういうフードコート内って現金オンリーが多かったりしますが、スナックパークでは多くの決済方法で購入が可能です。
スナックパーク内で食べる場合には、紙コップが一緒に渡されます。
各自スナックパーク内の供用の給水所で、水を汲むことができます。
アクセス
<公式サイト>
<Googleマップ>