セブンイレブンが重い腰を上げ、QRコード決済導入へ 7月1日から

こんにちは ユウジです。

 

ついに、あのセブンイレブンがQRコード決済を導入することを発表しました。(2019年5月21日)

セブンイレブンが7月からPayPay、LINE Pay、メルペイなど5社のバーコード決済に対応

「いやぁ〜、遅かったねぇ」という感想を第一に抱きました。
ローソン・ファミリーマートでは随分前からQRコード決済を導入していたのに、セブンイレブンは腰が重いのか、ケチなのか分かりませんが、決断が遅いなと思います。
もう大分QRコードが普及してきているのに、コンビニ業界トップのセブンがQRコードを導入してこなかったということは異常でした。

僕は財布持つの嫌いなんで、よく iPhone SE だけをポケットに入れて散歩したりサイクリングしたりするんですが、そんな時はQRコード決済可能な店でしか買い物しないんですよねぇ〜。
私と同じ iPhone SE ユーザーの方はお分かりいただけると思いますが、FeliCaが内臓されていないので日本国内では Apple Pay が使えないのです。Apple Pay はセブンイレブンでも使えるので iPhone 7 以降のユーザーの方は iPhone をポケットに入れるだけの手ぶらでも困ることはありません。SE はそれがないので困ります。
SE以外にも、例えば FeliCa 非搭載の Android スマホを使用されている方などは困ります。

 

QRコード決済のメリットは、画面表示とカメラ起動さえ出来る端末であれば、全てに対応できることです。これらが出来ないスマホなんて、もはやスマホと呼べませんから、スマホならほぼ全てOKということです。だから普及しやすいのです。

 

 

私は外にぶらっと出て喉が乾いた時には、ファミマかローソンに寄ります。セブンイレブンが目の前にある時は買い物できないので、スルーしてファミマかローソンを探します。そして、LINE Pay もしくは PayPay を使用して買い物をします。(厳密にいうとこれらはQRではなく、バーコードですが...)

 

私みたいな曲者の購買チャンスを、業界最大手のセブンイレブンは逃してきたのです。断言しても良いです!私みたいな人は他にも大量にいると思います。
「それなら財布持っていけよ!」とか「クレジットカード一枚ポケットに入れるのも嫌なのか?」とか思われる方もいらっしゃると思いますが... 笑
私のように日本在住の人が日本のセブンイレブンで困るのは、まあ良いでしょう。
問題なのは、中国からの訪日観光客の方々が困ることです。
現代の中国のお金といえば、WeChat Pay か AliPay の二つになりますね。もちろん人民元が法定通貨であり現金ですが、今や殆ど使われていません。もちろん WeChat Pay , AliPay は暗号通貨(仮想通貨、仮想資産)ではないので、人民元ベースの電子マネーです。
日本でも、LINE Pay 、PayPay、楽天Pay、Suica 、nanaco、楽天Edyなど多くの電子マネーがありますが、まだまだ現金の使用率が高い現状です。
ローソン、ファミマでは WeChat Pay 、Alipay に随分前から対応していました。多くのデパートでも両決済は導入されています。中国からの訪日観光客にとってセブンイレブンはちょっと面倒くさいコンビニと認識されていると思います。
中国からの訪日観光客の方に、会計の際にこれらのQRコード画面を見せられて、店員さんが「NO.」と言って申し訳なさそうにしている光景を私は日常的に見てきました。
インバウンド伸び率が日本で最も高く、日々外国人の方々が観光に来る大阪では本当に頻繁にそういう光景を見ます。店員さんも可哀想だなぁと思います。本部の行動力がないばかりに...
まあ、やっと本部も気づいたのか重い腰を上げたようなので、その決断に関しては良かったと思います。ローソン、ファミマに比べて最近すごく保守的で柔軟性がないようにセブンイレブンに対して思います。営業時間の柔軟性がないことは最近、東大阪のあるFC店舗のオーナーによって明らかになりましたね。
そのオーナーの勇気ある行動でほんの少しだけ本部が柔軟になったそうですが、まだまだ堅そうな印象です。
商品に関しては他を圧倒している部分が多かったりしますが、サービスにおいてはトップとは言えずローソン、ファミマに負けているように私は感じます。資金力的に、本気出せば他を全ての点で圧倒すると思うので、もったいなく感じます。

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