
こんにちは ユウジです。
みなさんは、外貨を持ったことはありますか?
日本国外への旅行を経験したことのある方は、ほぼ全ての方が外貨に触れるという経験をお持ちだと思います。
VISA や MasterCard などの”国際ブランド”が付いたクレジットカードを持っていれば、対応店で日本国内同様に国外でもキャッシュレスで買い物できる便利な時代になりました。 とはいえ、現地通貨を一切持つことなく外国を旅行するということは稀だと思います。できないことはないですが(先進国と呼ばれる国々では、不可能ではないと思います。)、まだまだ制約は多いと思います。
もし今お読みのあなたが YouTuber なのであれば、「キャッシュレス海外旅行をやってみた」という企画に挑戦してみては如何でしょうか?
If you YouTuber, please challenge "cashless foreign travel". How about it?
先進国と呼ばれる国々なら、殆どの国で成立するでしょう。
入国後、まず空港から目的地までUberでタクシー移動。そして...
こんな感じで結構面白い動画になると私は思います。
本題に戻ります。
これまで一度も日本国内から出たことがない方も、友人や知人、先生・教授などから「外貨はこんなんだよ!」と見せられたり、触らせてもらえたりしたことが一度はあると思います。
一度もない方は、この記事を読んで興味を持たれたのならば、外貨両替屋・チケット屋や銀行の外貨両替コーナーなどに行って外貨を手に入れてみると良いと思います。主要駅周辺ならあると思います。もちろんお金を買うのですから、そんなに高い買い物ではありません。
日本は世界有数の裕福な国ですので、例えばドルを買うのもそんなに苦労しません。最近、若干円高に進んでいるので、少し前よりもドルは安くで手に入ります。
多くの人は海外旅行が終わって日本に帰国した後に、外貨が手元に余るという現象が生じます。現地でぴったり使い切れたら何も問題ないのですが、ほとんどの場合は少し余裕を持たせて日本円を現地通貨に両替するので、余りは出てしまいます。
余りをそのまま海外旅行のお土産や記念として持っておくという方もいらっしゃると思いますが、私はそういうことはしない派です。笑
日本では交換手段として価値を持たない外貨とはいえ、日本円同様にお金ですからね。
そんな時に、みなさんはどうしますか?
外貨両替屋・チケット屋や銀行の外貨両替コーナーで、日本円に両替するというのが一般的です。1964年4月の海外渡航自由化以後、長く続く手段です。
数年前まではこれらの手段しかありませんでした。
しかし、今はこれだけではありません。
自動販売機やATMが街に沢山ある日本では、外貨両替も人を介さずに出来るようになっています。”自動販売機やATMが街に沢山ある” 治安が極めて良いことの現れです。
近年、外貨両替用の自販機が、東京、大阪、京都などの大都市や観光地などをはじめ急激に増加しています。
外貨両替は、飲み物などを扱うレベルのテクノロジーでは無理です。なぜなら常に価格変動しているからです。飲み物なども価格変動しますが、1日で大きく変わるなんてことはなく、変わった時に作業員が来て価格設定を変更するだけで済みます。
外貨両替を飲み物などを扱う自販機と同じレベルのテクノロジーでやろうとするならば、ずっと作業員を常駐させる必要があります。1日で大きく変動することもあるのに、作業員が常駐していなければ損失のリスクが大きすぎます。それならやる必要がない!
FXをやっている人にとっては、リアルタイムに変動する様子を日常的に見ているので当たり前のことですね。ある時に一気に通貨のレートが変動して大きく喜んだり、逆に大きなショックを受けたりするというのはよくあることです。
コンピュータ、インターネットが発達し、自販機に常にインターネットに接続されたコンピューターとソフトウェア・システムを内臓することが可能になったことにより、数年前から外貨両替も自動化・無人化することが出来るようになったのです。
数年前から外貨の自動両替機が、東京・大阪・京都などの街中や観光地に設置され始めました。店の軒先に自販機と同様に設置していることが多いです。これにより、そのお店は自販機と同様に権利収入を得ています。
近年は、日本国内のインバウンド(訪日外国人観光客)増加により、外貨の自動両替機が急増しています。軒先などに設置する店側にとっても、「この店はインバウンド歓迎なんだな〜」という風に思われたり、両替のついでに寄ってもらえたりというメリットがあります。
このように今では外貨両替屋・チケット屋や銀行の外貨両替コーナー以外に、外貨の自動両替機を使って、日本円に両替するという選択肢もあります。
そして、最近はさらに上を行く自動両替機が街に現れ出しました。現金ではなく”電子マネー”に交換するタイプの自動両替機です。電子マネーが使える店やサービスは年々増加していて、広く使えるようになっています。 現在、政府推進のキャッシュレス化により現金でなくても不自由のない社会に向かっています。
こちらがその機械です。名前は Pocket Change(ポケットチェンジ)です。
ここに外貨を投入すると、対日本円レートに近い金額分の電子マネーやギフトコードに交換できます。外貨のみならず日本円も対応しています。訪日外国人観光客(インバウンド客)が日本から自国に帰国する前に、自国でも使える電子マネーやギフトコードに交換しておくということにも対応しています。 例えば、中国からの観光客は帰国前に WeChat Pay にチャージすることで、中国に帰ってからも WeChat Pay 対応の多くの店やサービスで利用できます。
外国から帰ってきた日本に住む人も、自国に帰るインバウンドの人も嬉しい機械です。
両替の新しいカタチ、始まりました。
まさにそうです。これまで日本の電子マネーは日本円でチャージすることしか出来ませんでした。それが様々な国の通貨からチャージできるようになったのですから、凄いことです。
逆に日本円から中国の WeChat Pay へチャージできるということも凄いことです。
外貨は、同じ現金である日本円にまずは両替しなければならないという常識と縛りが完全になくなりました。
外貨→日本円→電子マネー・ギフトコード これが
外貨→電子マネー・ギフトコード こうなりました。
間に日本円がなくなったということの凄さ! みなさんご理解いただけると思います。機械がリアルタイムにレートを自動計算して、それに応じた金額分をチャージするということです。
今回、私はちょうどベトナムドンを持っていて、日本で利用できる電子マネーかギフトコードに交換したかったので使ってみました。
こちらがベトナムドンです。75万ドンです。75万って凄く単位が大きいですね。しかし、今の日本円換算でだいたい3,400円くらいです。
75万”円”ならなぁ〜
いや
75万”米ドル”ならなぁ〜
いや、もっと...
75万”ポンド”ならなぁ〜
ニヤニヤ( ̄∀ ̄;)
というのは置いておいて。。。
何も触れていない状態の最初の画面はこちらです。右下のLanguageで表示言語を変更できます。訪日外国人旅行客の方々はまずここを変更します。
最近、Pitapaを除く主要な各種交通系の電子マネーに対応しました。
気になるならスタートの上の3つを確認し、まずはスタートをタッチします。
※これ以降の画像は反射による見えづらさを軽減するために、色合いやブラックポイント等を調整しています。画像によっては実際とはかなり異なりますが、ご了承ください。
こちらがスタートをタッチして先に進んだ画面です。日本で広く使えるサービスが表示されています。日本に帰国した人は、切り替え不要です。
私はAmazonギフト券を選択しました。
確定をタッチします。amazonギフト券は、1円単位で3万円まで交換可能です。
確定をタッチした後の画面はこちらです。
対応通貨が表示されます。通貨によって紙幣のみ対応と紙幣と硬貨対応という違いがあります。私が投入する”ベトナムドン”は、紙幣のみ対応です。右下の紙幣投入口に5万ドン紙幣を入れようとしているところを撮っています。
この画像の一番右に見える投入口に紙幣を入れています。その横の中央は硬貨投入口です。
左下は通貨投入後に、それを電子マネーにチャージする際にカード等を接触または近づけさせるリーダーです。Suicaなどにチャージする際に使用します。
今回、私はamazonギフト券を選択したので使いません。
紙幣を入れるとこのような画面が表示されました。問題ないので続けます。
投入するとベトナムドンを表すVNDが、50,000に変わりました。
3枚すべての投入が終わり、このように正しく750,000と表示されています。
交換したい手持ちの通貨の投入を終えたので、次へをタッチします。
受取金額は2,912円となりました。App Store & iTunes ギフトカード のみ、2,900円になっています。
”クーポンコードをお持ちの方”というボタンが”確定”の横にあります。
クーポンコード 番号
9988151
こちらの番号を入力することでレートが2%お得になります。詳しくはこちらをご覧ください。
その後に、確定をタッチします。
最後に出てくる画面がこちらです。
こちらがレシートです。ギフト券番号が印字されているので、これをamazonのサイト上に登録します。ここからは、amazonのパソコン版Webサイトで紹介します。スマホやアプリでは表示画面が異なります。
”ギフト券を登録する”というページがあるので、そこにレシートに印字されたギフト券番号をハイフンなしで入力して、”アカウントに登録する”ボタンをクリックします。
すると、すぐにこのような画面が表示されました。
これで、amazonで有効な2,912円になりました。何を買おうかなぁ〜(﹡ˆᴗˆ﹡)
日本では交換手段としての価値を持たないベトナムドンが、一瞬にして日本のamazonで利用できる価値に変化しました。使い方はとても簡単でした。
日本にお住まいの読者の方は、海外旅行をして日本に帰国した際にはポケットチェンジを利用してみては如何でしょうか?
日本以外の国にお住まいの読者の方は、帰国前に余った日本円をお住まいの国に帰国した際に使える電子マネーやギフトコードに交換するのに利用してみては如何でしょうか?
ポケットチェンジは、東京・大阪・名古屋・京都・福岡・札幌・広島・仙台など主要都市の中心地や空港などにいくつか設置されています。
以上、Pocket Change(ポケットチェンジ)の体験と紹介でした。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。このブログをこれからも読みたいと思われた方は、ブックマークやお気に入り、RSSなどに登録をお願いします。