
こんにちは、ユウジです。
もしかしたら、書きすぎているかもしれないね。
文章量が多いが、あまり読まれない人のタイプ
まずは、どういう人がこのような状況に陥りやすいのかについてです。
主に二つパターンがあります。
大学教授・専門家・オタクなど
大学教授や専門家の書く文章って長いですよね。
その方々が出す本やブログを読んでも、関心がなければ全く頭に入ってきませんよね。
しかし、そういう方々は「多くの人に売りたい」という気持ちが、そもそも薄いことが多いです。
大学教授なら、自分の研究分野・講義内容に興味を持ってくれている学生が、講義に集まるわけです。その学生達向けに本を売れば充分です。また、関心ある人に買ってもらえれば充分です。専門家の場合は、関心ある人や同じ分野の専門家や大学教授に買ってもらえれば充分です。
日々の大学での講義や、大学での教授会、学会などの場で、給与を受け取っている訳ですから、そもそも「売る」という意識よりも「関心ある人だけ知ってもらいたい」という思いの方が大きいと思います。
もちろん、ビジネス書として表現や内容を削って簡単にし、多くの一般人にも売りたいというタイプの大学教授や専門家もいます。この場合は、営利的な気持ちも併せ持っていると思います。
専門家ではないけれども、オタクと呼ばれる人達も長い文章を書きがちです。
専門家との大きな違いは、その知見を元に生活しているかどうかになると思いますが、それ以外は殆ど変わりないと言って良いでしょう。
同じ対象に関心のあるオタクに読んでもらえたら良いので、いろいろ盛り込んだ長い文章になりがちです。
話して伝えることが苦手で、文章の方で饒舌になってしまう人
こういうタイプの人も結構いると思います。
文章ではてんこ盛りに発信していても、実際に会って話すと言葉が乏しくなるという人です。
自分自身の気持ちを他者の目の前で表現することに、コンプレックスを抱いていて、それでも何か伝えたいという気持ちが溢れ、それが文章に反映されていると言えるでしょう。
このタイプの方は、注意しないと「自己満足」とレッテルを貼られる文章に陥ってしまいます。
本当にその補足が必要なのかを見つめ直そう
多方面の知識が豊富であったり、オタクであるということ、伝えたいことが沢山あるということは悪いことではありません。
しかし、一つの内容に知識や経験、感情を盛り込みすぎると、逆に読みづらくなります。
ブログで多くの人に読んでもらい、収益を増やしていきたいのであれば、そのような記事を書くべきではありません。
一つの内容に対して、関連するからといって自分の関心あることを例に出して長々と書いても、それは自己満足にしかなりません。自分が書きたいことを書いているだけでは、読者が読む気にならなくなります。
自分のために書くのではなく、読者のために書くのです。
これが大前提です。
それに、独りよがりな記事になると、Google からのページ評価も下がりやすくなります。
訪問者が解決したい内容を、簡潔にまとめて解説しているのかどうか
こういう風な意識を持って記事を書くと、訪問者もページ滞在時間も増え、Google からの評価も高まっていくと思います。
そういうサイトが検索結果の上位に表示されていくのです。
補足で自分自身が書きたい内容は、別記事で書いていけば良いと思います。
オタクなど色々書きたいと思う人ほど、逆に記事数を増やせて強みになります。
補足で書くべきなのは、訪問者が有益と感じるものだけです。
個々の記事をスリム化することによって、読む人の記事への印象が変わっていきます。
文章での発信は動画発信に比べて、余談に対してシビアだと言えます。
動画なら、声や顔からある程度個性が出せて、雰囲気によって誤魔化しを掛けることで、内容がイマイチでも時間を支配することが出来てしまいます。
顔が良い人や喋りが良い人なら、大した内容でなくても再生回数が伸びるのはそういうことです。
しかし、文章にはそれができません。
共通の記号の羅列なので、個性として好意的に読み取ってもらえるかどうかは、読者の想像力(読解力)に依存しています。動画のような誤魔化しが全く効きません。
だから、なるべく簡潔に掴みたい情報が吸収できるかどうかが重要なのです。
ということで、ブログでは饒舌になるべきではありません。
一つの記事ではなく、他の記事も合わせて読んでもらって判断してもらいましょう。
他の記事も読みたいと思ってもらうためには、てんこ盛りよりシンプルな記事にした方が得策です!