こんにちは ユウジです。

 

海の日を含む連休に合わせるように、みずほ銀行は7月13日(土)午前0時から7月16日午前8時(今朝)まで、ATMおよびオンラインサービスの稼働を休止しました。

これは新システムへの移行のためであり、今回を入れてこれまで9回(2018年6月から)行われました。毎度、週末や連休などに合わせる形で行われてきました。

「またかよ!」などと感じられた方も多いと思います。みずほ銀行預金者で、休止中に現金枯渇してしまうという失敗を経験した方も少なからずいると思います。

 

皆さん、お疲れ様でした。完全に終わりました。

今朝(7月16日午前8時)、9回目のシステム移行作業が終了し、新システムへの移行がついに完了しました。現在、みずほ銀行は新システムで無事稼働しています。

 

 

第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行が2002年に合併してみずほ銀行が誕生しました。東日本大震災(2011年3月11日)の後、義援金に関連する運用システムに甚大なトラブルが発生したことを受けて、2011年5月にみずほコーポレート銀行との合併が発表され、名前はみずほ銀行のまま、2013年にみずほコーポレート銀行に合併して今のみずほ銀行があります。

ややこしいですね。

 

2002年の3行合併が強烈です。どの銀行も20世紀は今のメガバンクに並ぶくらい超巨大な銀行だったようですが、バブル崩壊で崩れ落ちて経営状態が急激に悪化し、21世紀に入ってから合併しないとやっていけないという感じになったわけです。

 

バブル期の日本の金融業界は、世界トップに君臨していました。下のツイートは話題になりましたね。ご覧になられた方も多いのではないでしょうか。

世界時価総額ランキングの平成元年と平成30年の比較を見ればよく分かります。

 

 

みずほ合併前の3行はすべて上位5位に入っています。

バブル期の日本はカネで世界を支配していたのです。これは過言ではないですよ。

1989年、アメリカ資本主義の象徴的存在のロックフェラー・センターを三菱地所が約2200億円で買収するということがありました。

流石にこれはヤバイですね。アメリカはこんなことされて怒り心頭だったと思います。

アメリカでは、「絶対に日本を潰す!」と怒り狂っていた人が相当いた筈です。

 

他には、1987年に安田海上火災保険(現: 損保ジャパン日本興亜)がゴッホの「ひまわり」を約53億円で落札するなど世界中で話題になりました。

 

例をあげるのはこれくらいで留めます。

 

 

 

 

 

現在のメガバンクは、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行です。

すべてのメガバンクが21世紀に入り、複数の銀行の合併によって誕生した銀行です。三井住友銀行は、戦前の日本の大財閥の名が二つも入っていますね。「三井と住友が組むなんて!」と当時は驚きの声があったと思います。(私はその時代は幼少期なので、その様子を理解することは出来ませんんでした。)

 

アメリカでは、バブル崩壊で日本経済が沈んでいくなか情報通信技術が大きく発展していきました。その前から技術的に世界の先端を進んでいましたが、この辺りでジェットエンジンを起動したかのように急激に発展が加速しました。

Macintosh(現在の Mac OS)、MS-DOS、Windows などパーソナルコンピューター(パソコン)が広がっていくなかで、これらを開発・販売するアメリカの企業が大きな富を得るようになりました。 ※ MacintoshのAppleに関しては、この時代は経営が悪化していたので今とは様相が大きく異なります。

Yahoo!、Amazon、Google などの企業も90年代に誕生しました。

 

 

そんななかで、日本は残念ながら情報通信技術の荒並みにうまく乗ることが出来ませんでした。2000年に当時の森喜朗総理がIT革命を「イット革命」と言ってしまうくらいですから...

 

 

 

銀行再編で誕生したメガバンクの一つであるみずほ銀行は、それまでの第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行それぞれが別々のシステムを使っているなかで、何故かそれらを統合せずにシステムを運用しました。

システム受注企業はすべて異なり、規格もバラバラというなかで、それらを統合しようとこれまでしてきたようですが上手く纏めることが出来ずにズルズルと来てしまったそうです。

システムが統一されていないことで、これまで他行に比べてトラブルが多くありました。

そんな状況のなか、みずほ銀行はシステムの安定化と今後広がるFintech(Finance(金融)とTechnology(テクノロジー)の融合を表す造語)の波への対応を目指してシステム統合とシステムの刷新を同時に進めることを決定しました。

 

 

今回やっと統一が出来たということで、「携わってきた皆さん!本当にお疲れ様でした!」と心から私は思います。

日本のIT・システム業界は、多重下請け構造になっています。

多くの企業が外注に依存し、自社開発を行う企業はごく少数です。

ある企業が「〇〇やりたい!」とNTTデータなどの大手システム会社に依頼します。受注を受けた大手システム会社は、規模の少し小さい準大手くらいのシステム会社に、そして準大手は中小に、という感じで何重にも下請けをしていることが殆どです。

 

大きなセキュリティ問題が発生したセブンペイに関しても、たぶん多重下請け構造によって造られたと思います。あの会見を見ていると、セブンペイという企業は丸投げ感がめちゃくちゃ強かったように見えます。 あれで今、最も悲鳴をあげているのは、下請けの層の下の方の会社のSEの方々だと私は想像します。

 

 

みずほ銀行のシステム統合も、非常に多くの企業と人が携わっていると思います。私は、実際に「某ブルーのメガバンクのシステム運用に携わっています。」という方にも出会ったことがあります。今回無事に終わって本当に良かった

みずほ銀行のシステム運用に携わってこられた皆さん、お疲れ様でした。

 

みずほ銀行預金者の皆さんは、こういう陽に浴びずに尽力されている方々がいらっしゃることをお忘れなく!

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。このブログをこれからも読みたいと思われた方は、ブックマークやお気に入り、RSSなどに登録をお願いします。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事