
こんにちは、ユウジです。
前回の記事で紹介しましたオーストラリア人のステチル(ブラッド)さんですが、スーツさんのファンでもあるようです。今日(2019年9月21日)公開された動画では、日本の多様な文化・環境・システムのなかで、鉄道についても強い関心を持っているということがハッキリと分かります。
前回の記事はこちらです。( オーストラリア人のステチルが凄い! 世界に広がるステカルチャー )
スーツさんについて、今回もご存知ない方のために軽く紹介致します。
スーツさんは、横浜国立大学の学生でありながら、 YouTuber として活躍されています。 主に鉄道や旅についての動画を投稿されています。また、ある社会事象について取り上げて自ら見解を述べるような動画や、エンターテインメント性の高いコメディー動画も投稿されています。YouTubeチャンネルは以下の4つあります。
スーツさんの公式サイト https://www.su-tudouga.com
スーツさんの公式ブログ(YouTuberスーツの旅行記)
https://suit-travel-blog.com
今回の動画はこちら
途中で、JR東日本の発車メロディをキーボードで複数曲弾いています。
発車メロディの演奏は、楽譜が発売されていないため高度な聴覚を必要とします。日本に長く住んでいても、多くの人はなかなか出来ないものを、2ヶ月の日本留学プラスαで完全にマスターしてしまうのですから、音楽的な才能もお持ちだということが今回の動画で明らかになりました。JR東日本のホームドアが開くときの音まで再現していて芸が細かいです。
楽器の演奏が出来たり、歌が上手かったり
私にとって、音楽的な才能を持っている人は大きなプラスポイントになりますね。より一層魅せられます。
私は音楽が好きで、鉄道の音・発車メロディというものも一つの音楽として親しんでいます。大多数に騒音と捉えられがちですが、ああいう規則的な音なども音の世界の一部として楽しむということも良いのではないでしょうか?
発車メロディについては、こちらの記事( 音で豊富な鉄道 鉄道が町に新たな音楽を生んでいる )をご覧ください。割と熱く語っていると思います。( ^ω^ )
演奏後に、オーストラリア人のステチルさんは、日本の鉄道システムの特異性について色々と話をしています。日本の鉄道のダイヤの正確さや、車両の清潔さ、列車の振動の少なさなど、世界的に見て、日本の鉄道技術の水準が高いということを絶賛しています。
その後に、山手線の車内で流れる英語の自動放送のものまねをしています。
The next station is Shinjuku.
The door is on the left side will be open.
...
これが非常に似ています。オーストラリアに住んでいて英語が母国語ですので、似ていて当たり前ですけれどもね。
最後に実際に来日して撮影した、日本の鉄道の映像を流して終わります。
満員電車の様子を高身長を活かして撮影するなど、日本で生まれて長く住んでいる私にとって主観化し、当たり前の光景になっている日常が、非常に客観的に表されています。 大都市に住み、毎日電車を利用する私は、「自分は、こんな空間に日々いるのかぁ〜」と外国人であるオーストラリア人のステチルさんの映像から気づかされます。
この辺りのカメラアイ(物事に対するファインダーを通した目線(要するに映像))は、以前紹介した Lyle (Hiroshi) Saxon さんに似ています。 Lyle (Hiroshi) Saxon さんについての記事はこちら( 【タイムトラベル】 平成初期の東京の映像 オススメのYouTubeチャンネル )をご覧ください。
オーストラリア人のステハゲさんが、様々な物事・事象について、幅広く関心を持っているということに私は感心します。こういう視野の広さが大切なのです。
それでいて、ステハゲさんの「やーす。」や「キモチェェ~~~!!!」など奇声や語録で話をしているということが面白いです。ギャップを操ることによって、面白さは変化していきます。きっと、そういったことが身に染み付いているのでしょうね。
ロイヤルメルボルン工科大学工学部という頭脳明晰で、面白いというオーストラリア人のステチルさんのこれからの活躍が楽しみです。 前回の記事では、チャンネル登録者数が2.08万人でしたが、現在は2.33万人です。これからもどんどん増加していくことでしょう。
彼はまだYouTubeをはじめてから1ヶ月ちょっとです。まだスタートしたばかりです。凄い人が出てきましたよ、皆さん!
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