
こんにちは ユウジです。
みなさんは、横浜名物の崎陽軒のシウマイを買ったことはありますか?
崎陽軒は横浜名物ですが、現在では横浜のみならず首都圏の主要駅を中心に多数出店しています。日本の大動脈である東海道新幹線では東京駅、品川駅、新横浜駅に崎陽軒があります。3連続で崎陽軒があるのは印象的ですね。これら連続する3駅には、全てののぞみ号が停車します。
東京や新横浜から新幹線で西へ向かう際に、皆さんも赤と白のビニール袋または紙袋を目にすることがあると思います。崎陽軒はとても好評です。(※ 新大阪駅でも同じ配色の紙袋を多く目にしますが、あれは551蓬莱です。崎陽軒ではありません。551蓬莱についてはこちらの記事をご覧ください。)
そんな人気の崎陽軒ですが、最近はさらに人気が高まっています。
現在話題沸騰のNHKから国民を守る党代表の立花孝志さんが、自身を批判したマツコデラックスさんが出演する TOKYO MX の「5時に夢中!」の番組スポンサーである崎陽軒に対して、不買運動をYouTube上で起こしました。
立花孝志さんは、「崎陽軒のシューマイは買いません。マツコ・デラックスが謝罪するまでは…」と、自身がYouTubeで投稿した動画で発言しています。これに対してSNSなどでは、「崎陽軒はシューマイじゃない! シウマイだ!」、「横浜市民・神奈川県民が愛する崎陽軒になんてことを!」など怒りの声が集まっています。
流石にこれはやり過ぎましたね。。。
東京都の次に人口の多い神奈川県... 神奈川県民を敵に回すとは...
名前を間違えたことに関しては、立花さんは大阪出身の方なので仕方ないかもしれませんが、不買運動はちょっと...
しかし、8月19日に立花さんは「僕の勇み足だったことは否めません。僕は本当に崎陽軒さんのシューマイが大好きで、新幹線に乗るときは好んで買っています。スポンサーさんは関係ないと思いますので、ご迷惑おかけしたことについては謝罪させていただきます。崎陽軒さん、すみませんでした」とYouTube上で謝罪しています。 まだシューマイと言うのか!www
これ以上詳しくはここでは書きませんし、該当の動画も貼りません。それをするとN国党の思う壺なのでwww
立花さんの一連の不買運動、そして19日の崎陽軒への謝罪により、人々の崎陽軒への注目が急激に高まりました。これにより、崎陽軒の商品はすぐに完売してしまうという状況になっています。立花さんが言及する前から人気でしたが、さらに人気が高まりました。
私もこのブームに乗らずには居られず、今回買って食べることになりました。
前置きが長くなりましたが、本題に入ります。
売り切れ続出! 大人気のシウマイ弁当
こちらは、東京駅八重洲口側の在来線改札内(確か八重洲中央か南で、北ではなかったはず... )の崎陽軒の商品も扱う弁当屋さんです。崎陽軒の他にも豊富にありますが、崎陽軒の商品が多く売れているようでした。 画像でお分かりのように、私が訪れたとき(19:30頃)には、ご飯とその他おかずも入ったシウマイ弁当が既に完売していました。
”昔ながらのシウマイ”と”真空パックシウマイ”のみが販売されていました。
東京駅には、崎陽軒の商品を扱う弁当屋さんが沢山あるので、私が食べたい”シウマイ弁当”がまだ残っている所がないか隈なく探し回りましたが、どこもシウマイ弁当は完売という状況でした。東京駅八重洲口の大丸の地下なども同様の状況でした。
シウマイのみが620円で、ご飯とその他おかずが入った弁当も同じく620円なので、「シウマイだけを食べるのはちょっとなぁ〜」と思う私は、シウマイ弁当を求めて探し回りました。
私と同様にご飯と一緒に愉しみたいという人が多いのか、どこもシウマイだけの商品は残ってシウマイ弁当は完売となっていました。残念!
色々まわって最終的に、シウマイだけの商品を買うことにしました。
崎陽軒のない大阪に、新幹線で戻る前だったので、「崎陽軒のシウマイが食べられるだけでも良いだろう!」ということで八重洲口の大丸地下で購入しました。
新幹線でこれから新大阪へ向かうということで、最初は車内で食べるということを考えました。しかし、袋に入った状態から既に匂いが漂っていたので、匂いテロ・食テロと周囲から認定されて顰蹙(嫉妬)を買うことが確実だと鼻で感じ取り、新幹線に乗る前に食べるということに直ぐに変更しました。
崎陽軒のシウマイ&シウマイ弁当と551蓬莱の豚まん&焼売は、両者とも東海道新幹線のなかで匂いの強い食べ物として知られています。両者とも車内で食べると顰蹙(嫉妬)を買う恐れがあります。 崎陽軒は東海道新幹線の東京駅、品川駅、新横浜駅で、551蓬莱は東海道新幹線の新大阪駅に出店しています。 西の551蓬莱、東の崎陽軒と呼ばれるくらいに、両者とも匂いが強いものの美味しいということで、とても人気です。
新幹線に乗る前に、東京駅で風通しが良く、人通りの少ないベンチがないか探しました。
良い場所がありました!
東京駅八重洲南口からバスターミナル方面に進むと直ぐに、グランルーフという商業施設があります。その2階のペデストリアンデッキがとても良い場所でした。
良い場所を確保できました。撮影をするのに問題がない明るさもあります。
ペデストリアンデッキにはこのようにベンチとテーブル、ベンチ単体などがいくつか設置されています。私は19時台に訪れましたが、多くの人々にとっての動線にはないので、日中でも人通りが少ないです。「ちょっと、一休みしよう」という目的で、訪れる人がほとんどです。テラスには飲食店が数店舗があります。
こちらが”昔ながらのシウマイ”です。価格は税込620円です。
包み紙を取るとこんな感じ
説明書きがあります。
箱を開けると、シウマイのほかに爪楊枝、辛子、醤油、お手拭きが入っています。醤油は陶器の容器に入っています。シウマイは紙のシートで覆われています。
紙のシートを取るとこんな感じです。 15個のシウマイが入っています。グリンピースが入っているのが大きな特徴です。
陶器の容器から醤油をシウマイにかけます。 大阪の551蓬莱の醤油なし辛子のみスタイルに慣れてしまっているため、醤油をかけることを忘れて4つを辛子のみで食べてしまいました。醤油をかけて、「そうだった...!この味じゃないと。」と思いました。
辛子はつけない方もいらっしゃると思いますが、崎陽軒のシウマイには醤油は必須です。
淡白でジワジワと優しく舌に広がる味わいです。脂味やクセが少なく、胃もたれ等の心配はなさそうです。老若男女、誰もが愉しめる味わいだと思います。
私は横浜出身ではありませんし、住んだこともありませんが、横浜で長く食卓で愛されているのに納得できます。
大阪名物の551蓬莱の焼売は、肉汁が溢れ出して熱々という中華料理の特徴に寄せて作られていますが、横浜名物の崎陽軒のシウマイは冷めても美味しく食べられるように作られています。日本食の様々なおかずとご飯、そしてビールなどの広く浸透している日本の食文化に崎陽軒のシウマイは融合しているように思います。
それに対し551蓬莱は、「熱々を提供しよう」という中華的な食文化の思想が強くあります。熱々、ジューシーは、中華圏の料理にとって非常に重要な要素です。肉汁溢れるものに醤油は合わないということで醤油なしスタイルが採用されているのだと思います。
枝豆や納豆、卵焼きなど日本の食卓の味と崎陽軒のシウマイは融合できますが、551蓬莱の焼売ではそれは難しいと私は思います。なぜなら551蓬莱の焼売の味が強すぎるからです。
私は、崎陽軒推しでも551蓬莱推しでもありません。
私は両者の根本の思想が異なるので、優劣をつけることは適切ではないと考えています。どちらも私は美味しいと思っています。
シウマイと焼売 呼び方が大きく異なるように、味も大きく異なります。両者とも個性があって良いと思います。大阪市民も横浜市民も互いにライバル視すべきではありません。
今回は残念ながらシウマイ弁当を買うことができませんでしたが、シウマイ弁当には多くの日本食のおかずが豊富に入っています。
崎陽軒のシウマイ弁当を自分なりに解説してみた。
というか食べたくなってきた。 pic.twitter.com/tGNXAMUHb7— あかぎゆーと (@akagiya) August 15, 2019
これだけ多くのおかずと一緒にシウマイが食べられるのは、素敵ですね。
今度東京に行く行った時には、弁当の方を買いたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。このブログをこれからも読みたいと思われた方は、ブックマークやお気に入り、RSSなどに登録をお願いします。