【コンビニ店員経験者の視点】 軽減税率の問題点

こんにちは、コンビニ店員経験者のユウジです。

 

2019年10月1日(火)から、消費税が10%に増税されます。今回の消費増税では、主に公明党が推進してきた軽減税率という制度が、一部商品・商店・サービスで取り入れられます。そのなかでも、最も多くのトラブルが発生すると広く予想されているコンビニでの軽減税率の扱いについて、コンビニ店員経験者の私が、その問題点について挙げていきます。

 

 

ちなみに、私はこれまで、大手二社のコンビニ店員をアルバイトで経験してきました。某オレンジと某黄緑のコンビニです。某ブルー又は水色のコンビニは経験していません。

要するに、コンビニの渡り鳥系アルバイターでした。(⁎˃ᴗ˂⁎) ファミリーマートにずっと勤めている”ファミマの加藤さん”とは対照的です。”ファミマの加藤さん”についてはこちら(ファミマの加藤さんから感じたこと)をご覧ください。

 

余談はここまでにして、コンビニ店員の経験から軽減税率について思うことを書いていきます。

 

今回の消費税増税での軽減税率(この言葉は個人的に嫌いです。実際には軽減ではなく、据え置きです。)は、飲食料品に適用されます。

追記(2019年10月4日) : 一部商品は対象外です。例えば栄養ドリンクは商品ラベルに印字された表記を確認する必要があります。詳しくはこちらの記事(これが8%で、隣が10%?? 分かりにくい軽減税率)をご覧下さい。

 

コンビニの場合は、持ち帰りの場合は軽減税率が適用され、イートインコーナーで飲食する場合は軽減税率が不適用となり、10%の税率が課されます。

 

 

昨日、私はLAWSONで、LチキバンズをLAWSON店内のイートインで食べましたが(Lチキバンズについては、こちらをご覧ください。)、昨日の私のパターンでは、10月1日以降に負担額が増えることになります。

昨日のを例にすると、Lチキバンズは、パンとLチキを合わせて税込252円でしたが、10月1日以降は昨日のようにイートインで食べる場合には税込257円に変わります。10月1日以降に、イートインを利用せずに持ち帰る場合は価格は据え置きで税込252円です。

 

うわぁ面倒!!

正直に深刻しない人もそれなりに出てくると思います。

 

 

 

外国人への対応も難しいと思います。多くの店員にとって、軽減税率による店外飲食と店内飲食での金額の違いを伝えることは、大変なことだと思います。 英語の能力ある店員は日本国内のコンビニでは非常に少ないと私は思います。また、外国人のお客に理解しやすいように簡潔に説明することも難易度が高いと私は思います。

 

私が、働いていた店舗は訪日外国人旅行客(インバウンド客)が多く来店するため、レジ業務で英語を話さない日は皆無でした。

英語を話すことが大嫌いな人には、全く向かない仕事です。

私は英語を話すのが嫌いではありません。But, not good!

 

コンビニ各社は、それぞれが全店舗に対応のマニュアルを配布するのかもしれませんが、それでも「それを各店員が真面目にやるのか?」という心配があります。

こういう状況では、益々コンビニ店員という仕事を敬遠され、益々人手不足が進行していくと私は思います。「会計の時に金額を英語で言うだけでも精一杯なのに、そこまで無理ぃ〜」という店員の方は多いと思います。

 

コンビニ各社は、ポスターなどを掲示することでお客に理解を広めようという方針のようですが、それでもトラブルは増えると思います。

外国人への対応だけでなく、日本在住の人への対応でもトラブルが多く発生すると私は思います。

 

 

お客が会計の際に、イートインを利用すると申告した場合に、店員がレジで金額を変更する操作を行うということに多くのコンビニではなるそうです。

正直に申告するのかなぁ〜

 

訪日外国人旅行客(インバウンド客)の場合は、"For here, or To go?"と事前に聞かないといけませんね。恐らく、その後に"What?"と聞かれると思います。

中国から来られた方の場合は、「はぁ〜っ(中国語が分からないので、聞こえるまま)!?」とキレ気味に感じるトーンで聞かれると思います。

関西の方のなかにも「えぇ〜っ!?」の意味で「はぁ〜っ!?」という風に言う方はいますね。あれをより強めた感じです。物凄くキレているように感じますが、そんなつもりは全くないようです。最初は威圧されているようで、私も怖かったです。

 

「ファーストフード店でもないのに、何でそんなことを聞かれるの?」と疑問を抱かれると思います。そこで丁寧に説明できる店員が、どれだけいるのでしょうか?

説明ができずに、語気を強めて何度も言って、理解されていないまま選択させるということがあると思います。

彼(女)らの気持ちを想像すれば、理解できないことは、とても気持ち悪いが悪いと思います。”そういう気持ちを抱かせてしまうのは申し訳ない”と私は思っていたので、伝えきれないことがあった後には改善するように務めていました。

しかし、私のようなタイプは少ないでしょう。

 

日本が誇るとされている”おもてなし”が崩壊しますね。

おもてなし≒hospitality が低下して、よく分からない複雑で面倒な国だと思われてしまいかねません。

 

こういうことを、政治家は全く想像できていないんでしょうね。

 

 

訪日外国人旅行客に限った話ではありません。

高齢者の方や認知症の方などにも、同様に理解が及ばない可能性が高いと思います。

「丁寧に説明してもなかなか理解して貰えない!!」という悲鳴が今後増えることでしょう。

 

 

こんなにも変な仕組みを作らないで欲しかったものです。

こんなにも問題だらけの軽減税率で、本当に良いのでしょうか?

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