こんにちは ユウジです。

昨日(2019年1月14日)、映画『ボヘミアン・ラプソディ』をTOHOシネマズ梅田で鑑賞してきました。映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、伝説のバンド〈Queen〉のメインボーカルで1991年に45歳という若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーをドラマチックに描いた作品です。

2018年11月9日(日本)に劇場公開し、現在も上映が続いている人気沸騰中の映画です。2ヶ月以上経過した現在もなお激アツです。昨日鑑賞した時も席がかなり埋まっている状況で、事前予約必須と言える状況でした。私は前日に予約したので、まあまあ良い席を確保することが出来ましたが、前日の段階でも大半が埋まっていて選択肢が大分限られている状況でした。

今回行ったTOHOシネマズ梅田は、大阪・梅田の阪急メンズ館最上階とHEP5の裏にあります。『ボヘミアン・ラプソディ』は阪急メンズ館最上階の方にある西日本最大級(737席)の第一スクリーンで上映されました。

今後も上映終了まで第一スクリーンが使用されると思います。ただ規模が大きいだけではありません。音響も最高級のクオリティーでした。

 

映画館ではなくライブ会場にいるような圧倒的な音の臨場感を愉しむことが出来ました。Queenを家やスマホでは到底不可能な音響で聴けるということにとても大きな価値がありました。

 

映画の内容・演出等については、公開前には映画批評家からの批判が多く目立ちましたが、公開後は多くの人々の心を惹きつけています。世界の中で特に日本と韓国において熱狂的人気を誇っています。韓国での現在の熱狂ぶりに関しては、記事が少なく、また私自身も十分に理解できていませんので、割愛させていただきます。興味・関心ある方は、ご自身でお調べ下さい。 ※韓国に対して嫌悪感情を抱いているわけではありませんので、ご理解・ご了承ください。

今日(2019年1月15日)の Asagei Plus の記事です。

 フレディ・マーキュリーとバンド「クイーン」を描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」が、1月6日時点の累計興収84億5716万円、観客動員612万3160人を突破。2018年の公開洋画のトップに躍り出たという。

11月9日の公開からわずか2カ月での快挙。しかもまだまだ数字を伸ばしている。クイーンのファンだった世代はもちろん、クイーンを知らない若い世代にも性別を問わず幅広く支持されているようだ。特徴的なのは、リピート率が非常に高く、ある調査では6回以上見ているヘビーなファンが4%もいるのだとか。

追記: 2019年1月23日
ついに興行収入が100億円を突破しました。

 

 

この他にも連日さまざまな記事が上がり、テレビでも特集が組まれるなど大きなブームが現在到来しています。

アメリカでは、ゴールデングローブ賞を受賞しています。審査員からも高い評価を獲得していることが分かります。フレディを演じたラミ・マレックは、今回の映画で数々の賞を受賞しています。引用の記事にもありますが、日本では2018年の映画で興行収入一位に躍り出ました。

 

Queen、特にフレディは日本に対して好意的であったということが知られています。映画のワンシーンでも、着物を着ているシーンがあります。日本人の多くの方にとってもQueenは親しみあるバンドであります。

Queenには、『手を取り合って (Let Us Cling Together)』という曲があります。

この曲は、一部が完全に日本語の歌詞になっています。日本語版という訳ではなく、英語と日本語が一緒になって一曲の曲になっています。どこの国でもこの曲が流れれば日本語が聴けるのです。

手を取り合ってこのまま行こう

愛する人よ

静かな宵に光を灯し

愛しき教えを抱き

とても美しい詞ですね。凄く熱い日本への想いを感じるものです。一度お聴きください。

 

今、フレディの活躍を生で見てきた世代(ここでいう生とは実際にということではなく、リアルタイムでメディアや雑誌・レコード・CDなどからQueenを受動的・能動的に関わらず、触れてきたという意味です。)は中高年層になりますが、この映画をキッカケに10代や20代の若い世代にもフレディ、Queenに魅せられる人が増えています。フレディが亡くなったのが1991年ですから、それ以降に生まれて全く生で見ることが出来なかった世代にもその魅力が伝わりつつあるということです。私もその世代です。私は、Queen をこの映画が公開される前からかなり触れてきました。Queenの楽曲に出会って10年以上になります。

 

昨日、私の隣に座っていた女性も20代くらいの若い方だったように思います。他には6歳くらいの子どもを連れた家族の方も見ました。幼い子どもでしたが、騒ぐことなく大変鑑賞態度の良い子どもだと感心しました。このような大人な映画を観るということも素晴らしいです。

6歳くらいの年齢の子どもの多くは『クレヨンしんちゃん』などの映画でないと楽しめないのではないかと思いますが(決して蔑んでいる訳ではありません。)、その男の子は映画終了後に何か心に染みるものがあったような様子に私からは見えました。※ その子を凝視したりしている訳ではなく、パッと目に入ってそんな風な空気感を感じただけです。

 

話題のツイートです。こちらのツイートは映画『ボヘミアン・ラプソディ』の公式アカウントでもリツイートされていました。感受性の強い子どもで本当に感心します。私が小学2年の時にこんな文章書けたかな?と思います。しっかりと映画を観ているということが伺えます。

昨日見た子もそうですが、小さな子どもも侮れないなぁと思いました。難癖つけている大人の批評家や、頭が偏見で固まった大人に比べるとよっぽど感受性があるのではないでしょうか。

ご両親も良い教育をされていますね。

 

ご存知の方が多いと思いますが、映画名の『ボヘミアン・ラプソディ』は1975年にQueenのアルバム『オペラ座の夜』により発表された曲の一つです。

 

歌詞が強烈な印象を放っていて、独特の世界へ導きます。

オペラとロックの融合という前代未聞で、層が多数存在するような奥深い曲です。一目見て理解できる歌詞ではありませんし、一回聞いてなるほどなんて言えない曲です。6分という長さも異質な存在であると言えます。 本でいうなら600ページくらいのイメージというと適切でしょうか。文庫本も新書本も大抵は200ページ強、300ページ弱くらいですから、600ページになるとかなり内容が濃くなりますよね。そんな感じですね。

この曲については、こちらのページに詳しく書かれています。
『ボヘミアンラプソディ』の歌詞の和訳と解析!フレディの苦悩と生き様に涙!
”暮らしに役立つ知恵と雑学”の知恵ラボというサイトの記事です。

 

このボヘミアン・ラプソディがフレディの抱えていた苦しみ・葛藤を音楽に昇華させたものであるといわれており、今回のフレディの半生を描いた映画の題名にまさに相応しいものであると私は感じます。

 

書きすぎるとネタバレになりますので程々にしますが、彼は複数の事柄においてマイノリティであり、それゆえに孤独に悩み苦しみながらも音楽に一生を捧げました。

彼は宗教として人口が非常に少ないゾロアスター教(拝火教)徒に生まれました。イギリスでは英国国教会(キリスト教)が多数派で、その他に仏教徒やイスラム教徒なども少数派として存在しています。しかし、ゾロアスター教に関しては極めて少数でかなり珍しい存在です。これは、イギリスに限らず世界的に極僅かです。日本でも目にする機会が殆どありません。ゾロアスター教徒の方との繋がりが身の周りでありませんので、私自身どういう宗教なのか表面のほんの一部しか知りません。グローバル化の進行で、様々な宗教への理解が間違いなく必要になりますので、知識をしっかりと蓄えておこうと思っています。

 

そして、彼は自らが同性愛者であるということの悩み・葛藤・孤独感を抱いていました。同性愛については、私の知る限りではいずれの宗教も原則的に認められていません。 主にキリスト教で見られる動きですが、従来からの慣習に忠実に生きていこうという保守派と、時代の変化に合わせて多様な個人の幸福追求を認めていこうという革新派(リベラル派)の二つに広義的に見ると分かれます。現在のアメリカのトランプ政権では、保守層からの支持が厚いため、同性愛者を認めない方向で進んでいこうとしています。

 

現在では、LGBTの差別・社会的排除を無くしていこうという方向に世界的に動いています。フレディ・マーキュリーが生きていた時代よりも多様性を尊重する世の中になってきていると思います。しかし、まだまだ偏見の目が多くあったり、法整備が進んでいないといった課題が多くあります。日本においてもそうです。昨年、杉田水脈議員の「LGBTは生産性がない」という発言や、谷川とむ議員の「同性愛は趣味」といった発言があり大きな批判がありました。

私はこういう発言が平然と出てくる日本の国会議員に失望しました。いずれも自民党議員ですので、今の世をコントロールする人々なわけですが、そんな人たちがこういった発言をするということによって、日本でのLGBTに対する理解が殆ど進んでいないということがあらわになりました。政治家が理解できないのならば、国民も理解できていない人が多いことでしょう。こういった人々は自ら人々との交流機会を失っていることになります。

 

時価総額が世界トップクラスのAppleのCEOは、同性愛者です。日本がLGBTへの理解・尊重をしない限り、社会の発展は到底望めません。

 

フレディは、エイズを発症し1991年に45歳という若さでこの世を去ってしまいましたが、晩年の作品群は力強い魂の叫びのような歌詞、気迫に満ちた声量があり、決して質が下がることがありませんでした。エイズが進行し、立つことさえままならない状況で制作された曲もありますが、フレディの声量に変化はありませんでした。晩年は収録のみなのでマイクの前でどんな状況で歌っていたのかは分かりませんが、病気に怯まず全力で歌い続けていたのだろうと想像します。

 

映画では、晩年までは描かれずライヴ・エイドで幕を降ろしますが、その描写は再現度がかなり高く感動のフィナーレでした。『ボヘミアン・ラプソディ』ライヴ・エイドの完コピがすごい!実際の映像と比較 2019.1.15 シネマトゥデイ記事

映画は、事実とは少し時系列に相違があったり、少し異なる内容もありますが、それでも映画作品としては優れたものであったと思います。Queenを演じるそれぞれの俳優の演技力も抜群でした。ギターのブライアン・メイ、ドラムのロジャー・テイラーも、俳優の演技力と映画の完成度について称賛しています。彼らは本当に熱心に演じたと拍手喝采の様子です。

 

映画に使用された曲が入ったこちらのサウンドトラックCDが今人気です。

 

 

どんなに時代が変わろうとも音楽の力が衰えることはないと私は確信しています。

AIの進展による労働喪失(言い換えると労働からの解放)が将来起こった時、心の拠り所として寧ろもっと音楽の力が大きくなっていくでしょう。数十年前のQueenの楽曲もマイケルジャクソンもBeatlesもプレスリーもこれからずっと受け継がれ続けるものと思います。何百年、何千年、そして世界が終わる頃... それは、現在のアーティストにも当てはまります。

音楽は人を救済します。音楽がない時代なんて人類史上おそらく一度もないでしょう。これから無くなるなんて考えられません。人間の性質上、求めるようになっているのでしょう。音楽を求めない人は恐らくいないのでは?と思います。

こうして私が、そして今お読みくださっている皆さんが生きていけるのは、音楽のおかげだと思います。

 

フレディ・マーキュリーの遺した曲・声と精神は、多くの人々に勇気を与え続けています。

"Show must go on"

彼は永遠に私たちにショウを見せてくれることでしょう。

彼のショウはこれからもずっと続いていきます。

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