
こんにちは、ユウジです。
2019年も残りわずかな12月30日。なんと、カルロス・ゴーン被告が日本を出国し、レバノンに海外逃亡しました。(爆笑) 日本の司法そして出国審査はガバガバだと世界に知らしめるトンデモない事態となっています。
師走の末、世間では年末年始の休暇を過ごす人が多いこの時期に、ゴーンさんは日本を脱出してしまいましたね〜。たぶん、もう二度と日本に帰ってくることはないでしょう。
民放のテレビは、バラエティ番組とCMを最大限盛り込んだ年末年始モードに入り、ニュース番組が少なくなっています。日本の多くの人々がバラエティ番組に目を奪われている隙に、ゴーンさんが脱出したということはとてもクレイジーなことです。
逃亡先のレバノン政府は、返す可能性ほぼ0!
カルロス・ゴーン被告が逃亡した先は、レバノン。
日本(東京)からおよそ9,000km離れた中東の国です。日本との時差は、マイナス7時間です。
このレバノンとは、犯罪人引き渡し条約がどうやら締結されていないようです。私はこれまでそういう事情とは無縁で生きてきて、知る由もありませんでしたが、様々な報道等によって今回初めて知ることになりました。
犯罪人引渡し条約(はんざいにんひきわたしじょうやく)とは、国外に逃亡した犯罪容疑者の引き渡しに関する国際条約。
本来、各国は他国からの要求があっても犯罪人を引き渡す義務を負うものではないが、犯罪人引渡し条約を2国間または多国間で結ぶことで犯罪人の引渡しの義務を相互に約する。
Wikipediaによると、2016年現在、日本は2カ国、フランスは96カ国、イギリスは115カ国、アメリカは69カ国、韓国は25カ国と条約を締結しているようです。
他国に比べて、日本は条約締結国が異様に少ない状況です。なんでこんなに少ないんでしょうか...。
レバノンに逃亡が成功したことで、カルロス・ゴーン被告はこれから自由に生きられるようになったと言っても過言ではないでしょう。日本政府が引き渡しを要求しても、レバノン政府が拒否すれば、ゴーン被告が日本に戻ってきて罪を償うことは、これから一切ありません。
著名人の反応
<舛添要一氏>
ゴーンは既にレバノンにいる。私も若い頃パリに留学し、ゴーンと同様に、エリート校にも関わりを持ったが、彼はレバノンでは立志伝中の英雄だ。レバノン政府が彼を日本政府に引き渡すことはない。金もあるし、レバノンで余生を送れば安泰だ。日本の司法も軽く見られたものだ。https://t.co/AMv6yXquIh
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) December 31, 2019
<堀江貴文氏>
楽器箱に隠れて出国!?
共同通信によると、ゴーン氏が日本の地方空港から楽器箱に隠れて出国したと現地報道が報じているそうです。(情報源・信憑性は不明と言う風に補足されています。)
共同通信の記事(https://this.kiji.is/584672991641781345)
日本の出国審査官は、とても舐められたものです。
地方空港ということは、閑散としていて監視の目が甘かったのかもしれません。
なんと関西空港でした。
確かに地方空港ではありますが、アジアと関西を繋ぐ空の玄関口であり、アジア諸国からの訪日外国人旅行客が増加していてとても栄えています。「地方空港」というと茨城空港みたいな閑散とした空港をイメージしてしまいますが、それとは真逆です。