こんにちは 山田裕司です。

 

昨今、黒板からホワイトボードへ切り替える動きが教育機関を中心に進んでいますが、私はそれを良いと思いません。 なぜかというと、黒板が最も視認性の高いボードであると感じているからです。黒板は文字の基本色が白になりますが、ホワイトボードは黒です。

ノートに文字を書くのと色が一致しているため、見やすいと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。私もホワイトボードが広まりつつあった2000年代後半(当時、私は小学生でした。)は、ホワイトボードは良いなと思いましたが、5年くらい前から全く思わなくなりました。

 

まずは、黒板の画像をご覧ください。

黒板を使った動画 その1

スーツ 交通 / Suit Train チャンネル 【修行なし】日航上級会員 JALサファイアになったので何が違うのか説明します【JALグローバルクラブ】

 

黒板を使った動画(CM) その2

東進 公式チャンネル  生徒への檄文篇 60秒

 

如何ですか? 視認性が素晴らしいですね。パッと文字情報が入ってきます。 もしかしたら見えにくいかもしれませんが、それは画像が小さいからだと思います。画像を大きくすればパッと情報が入ります。グラフも非常に見やすいですね。全体的に明るさがほぼ均一でとても安定しています。

 

続いて、ホワイトボードの画像をご覧ください。

ホワイトボードを使った動画 その1

夏目五郎 チャンネル  毎日youtubeをアップする理由

 

ホワイトボードを使った動画 その2

田渕 将俊 チャンネル  【転売】ヤフオクで売れ行きをよくするための6つのポイント

 

如何ですか?視認性が悪いですね。明るさが均一ではないため、読むのに少々ストレスがかかりますね。その2は、蛍光灯が反射してしまっていますね。室内の照明が反射して見辛いということは、ホワイトボードでよくあることです。 座っている位置によって、蛍光灯の反射部分に書いている文字が何か分からず、目を凝らすということはよくあることではないかと思います。

その2の視点は、講義・授業やセミナーを受けているときに近いものですので、「こんな感じだ」と感じていただけるのではないでしょうか?

 

夏目五郎さん、田渕将俊さんは、情報商材をされている方ですのでご覧いただいている全ての方に対してオススメすることはできません。ホワイトボードを使っている例として出しているだけですので、皆様にお勧めしているわけではないことをご理解ください。私もこの二人に対して、登録したり関わりを持っていたりということはございません。

 

黒板の見やすさは最高

圧倒的に黒板の勝利ですね。

ホワイトボードは明るさを均一にするのが難しいものです。サイズが大きくなるほど、明暗差が大きくなります。それに、室内の照明が反射したりと酷いものです。反射を抑えたホワイトボードもなかにはありますが、価格は高くなります。 広く使われているホワイトボードは安価なものであるため、反射で見辛いという体験をすることはかなり多いと思います。

 

視認性だけでなく、見栄えの良さも黒板が圧倒的に優れています。大正時代など大昔は本当に黒色でしたが、現代は黒板といえば緑色です。この緑が良いんです。緑は心理的にも安定するとよく言われていますが、それだけではありません。

 

緑は、撮影に適した色でもあります。

 

カメラの自動露出(明るさの自動調整)は、グレーの反射率を基準にしています。そのグレーとほぼ同じ反射率は緑です。 白はグレーに比べて、反射率が高い(明るい)ため、露出補正ということをしなければなりません。カメラの自動露出よりもプラス1くらい明るく設定すれば、目で見たような自然な色合い・明るさになるのです。

逆に黒なら、グレーよりも反射率が低い←真っ黒なら反射率0(暗い)ため、露出補正でマイナス1~2くらい暗く設定しなければなりません。

 

赤・青・黄色など他の色も同様に、カメラが自動で出す値を補正すると、美しい明るさ・色合いの写真を撮影することができます。これは、スマホでも同じです。これからの季節は雪を撮影することが増えると思いますが、自動露出に頼ると白い雪がグレーの雪になってしまいます。

目で見た純白の雪を表現したいなら露出補正の知識は学ぶべきです。

 

こういう観点から、知識がない人でも適切な明るさで撮影できるのは黒板になります。ホワイトボードを撮影するには、ある程度の知識がなければ見栄えの悪い映像・写真になってしまいます。

それと、単純にカメラに任せっきりで大丈夫だということはとても楽であります。黒板は素晴らしいですね。東進ハイスクールはその点でもよく考えられているなと感じます。

 

ホワイトボードを均一の明るさにするのは大変

 

ホワイトボードをどの位置からでも見やすく整えようとするのは、結構大変です。

部屋の照明を変えたりする必要が出てきます。反射に関してもよく確認して調整する必要が出てきます。反射率の低い高級品も考える必要があるでしょう。

 

 

ホワイトボードは疲れる

 

白いものをずっと見ていると単純に疲れます。「黒板も文字が白だろ」と言われるかもしれませんが、そういうことではありません。白がメインというのが疲れるのです。

それに比べて緑は疲労度が低いです。緑は目に優しいとよく言われていますが、あれは私が感じるなかでは間違っていないと思います。科学的にどうなのかは全く分かりませんが、私の気持ち的にはストレスが少なくて好きです。

 

チョークの粉問題も今は解決できるようです。

 

黒板は、チョークを使用しますが、そのチョークから粉が出るのが問題だとする声があります。それは確かにそうです。あの粉を吸い込むのはよくありません。そのリスクをなくすことは悪いことではありません。だからホワイトボードに変えたのは仕方がないと思います。

 

しかし、今は粉が出ないチョークが存在します。あまり知られていないようですが...

ダストレスチョークという名前のチョークのようです。日本理化学工業株式会社から販売されているそうです。http://www.rikagaku.co.jp/items/01dustlesschalk.php

 

粉が出ないチョークを使うなら、黒板のままで問題ありませんね。

黒板の弱みって粉だけですよね。それ以外の弱みが私には分かりません。

何年か前に、アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)の講義をNHKの番組で観ましたが、黒板が使われていました。MITで最もチョークで等間隔に美しい点線を打つことができると自負するチャーミングなベテラン教授もいました。

超絶エリート大学でも黒板が使われているのです。まあ、「だからなに」ですけれどね。笑

教授は常に最高クオリティーの講義を追求し、学生は常に最高に快適な学習環境を求めているでしょうから、その結果として黒板が至高ということになっているのかもしれません。

MITが、ホワイトボードを全く使っていないのかどうかは分かりませんが、黒板の良さをしっかりと認めているのだろうなと思います。

 

近年、ブランド的な存在感を持つ有名私立大学の多くが、黒板を嫌っているのか?と思ってしまうくらいにホワイトボード化を推進していますが、そんなことしなくても良いのになあと思っています。 教室・講堂を明るくしていき、さらに人々を惹きつける大学にしていきたいと結構思ってそうですが、明るければ良い・新しければ良いってもんでもないと私は強く感じます。

なかには黒板の良さを認め、ホワイトボードに切り替えないという方針の私立大学もあると思いますが、多くはホワイトボード化を推進しています。

 

最後に

Blackboard, someone still loves you! 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。このブログをこれからも読みたいと思われた方は、ブックマークやお気に入り、RSSなどに登録をお願いします。

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